ブレインハーツの「DragonTouch」とサイボウズの「kintone」を連携させ交通費精算を簡素化
交通ICカードをタッチするだけでクラウド上で交通費精算処理が可能に
「DragonTouch Expense」は、交通費などの経費精算を簡易に行うことができるサービスで、2014年4月に予定されている消費税の8%への引き上げにともない、ICカード運賃が1円単位の運賃導入が予測されることから、交通費精算の負担軽減をめざして開発されたという。
通常の交通ICカードでは利用履歴情報が20件程度しか記録されず、古いものから順次消されてしまうという。「DragonTouch Expense」により、定期的にICカードをタッチするだけで、記録数の上限を気にせず交通費を「kintone」へ蓄積できるようになるという。
これにより、金額や乗車区間情報を手作業で転記する必要がなくなり、素早い経費精算処理が実現できるとしている。さらに、転記ミスなどが発生するリスクも削減されるという。また「kintone」の開発柔軟性を利用し、承認結果情報などを既存業務システムと連携させることも容易だという。
新サービスの利用料金は、150ユーザーまで、初期費用100,000円、月額15,000円で、150ユーザーを超える場合には、個別見積もりになるという(「kintone」利用料金は別途必要)。

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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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