ミラクル・リナックス、Zabbix 2.0対応の統合監視サーバ「MIRACLE ZBX8200」を発売
エンタープライズ向けモデルに富士通製のPCサーバ「PRIMERGY」を採用
「MIRACLE ZBX8200」には、MIRACLE ZBXによる監視を効率化するオプション製品「設定バックアップオプション」と「監視データ出力オプション」「PRIMERGY監視テンプレート」を無償でバンドルする。
製造業、流通業などIT企業以外のユーザ企業でもZabbixの採用が進み、Zabbixに対するニーズが増加しているという。それに応えるため、「MIRACLE ZBX8200」は利用実績が豊富なZabbix 2.0に対応したとしている。
「MIRACLE ZBX8200」は、次のような機能とサービスをオールインワンで提供するという。
・日本品質の高信頼性PCサーバ「FUJITSU Server PRIMERGY RX200 S8」を採用
高品質PCサーバ「PRIMERGY RX200 S8」を採用。ハードウェアごとに自サーバ監視とチューニングを施し、負荷試験や長期利用を想定したランニング試験に基づいて、サーバでの最適なパラメータ値を検証し設定。
・データベースの性能向上
データベースにMySQL 5.5を採用することで、データベースの性能、およびCPUのスケーラビリティが大幅に向上。また、テーブルパーティショニングで分割されたデータを操作することで、扱うデータ量を限定し、処理の高速化を可能に。
・バックアップ、リストア機能を標準提供
「設定バックアップオプション」「監視データ出力オプション」と、「MIRACLE System Savior」によるリカバリディスクを標準バンドル。設定データのバックアップ/リストア、監視データのCSV出力によりデータの活用や長期保存、またハードウェア交換時の初期化を実現。
・Zabbixサーバのクラスタ化でシステム全体の可用性を向上
CLUSTERPROを採用し、プロセス障害を自動で復旧可能なシングル構成や、ハードウェア障害にも対応可能なクラスタ構成で障害発生時も監視サービスの継続が可能に。
・最長10年の長期サポートを提供
日本企業ユーザから求められる安定したバージョンの供給と長期サポート提供の要望に応え、アプライアンスのハードウェア保守期間に合わせて、最長10年のMIRACLE ZBXサポートを提供。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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