このサービスでは、ユーザーの環境を把握し、企業のインシデント対応力の向上を支援するとともに、インシデント発生時には、初動対応を的確かつ迅速に行い、原因究明による被害の拡散防止、早期の復旧対応を支援し、企業の業務およびブランドイメージへの影響の極小化をめざすという。サービスの価格は年額490万円(税別)から。
「エマージェンシー・レスポンス支援サービス」は、高度かつ専門的なセキュリティー・インシデント対応スキルを持つIBMのプロフェッショナルが支援することで、的確かつ迅速な有事対応を実現し、事故前提社会におけるインシデントに対してユーザーが対応できるよう支援するというもの。
対象システムは、他社製品も含めたさまざまなプラットフォームや製品について、環境に合わせて柔軟に行うという。
また、セキュリティー・インシデント発生時には、電話による即時のアドバイスを行い、駆けつけ時間を待つことなく迅速な初動対応を開始するとともに、現地の状況に即した記録保管、ログ分析、改ざん状況の調査、被害拡大防止策の策定、インシデント分析、復旧対応、再発防止策策定などを支援するとしている。
平常時には、ユーザーのコンピューター・セキュリティー・インシデント対応チーム(CSIRT:Computer Security Incident Response Team)やインシデント担当者と定期セッションを継続的に実施して、環境を把握し、企業のインシデント対応力の向上を図るという。
なお、このサービスを、セキュリティー・インシデント検知を行うIBMのマネージド・セキュリティー・サービス(MSS:Managed Security Service)と併用することで、検知から対応までをトータルに支援し、より的確かつ迅速にインシデント対応を行うことができるとしている。
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