リクルートテクノロジーズは、リクルートグループのIT、ネットマーケティング技術の開発・提供を手がけ、グループ全体におけるビッグデータ活用基盤として、多種大量のデータを格納、加工・集計、分析するためのシステムを構築、運用しているという。
リクルートテクノロジーズでは、データ分析業務において、今後トラフィック増が見込まれる中で、従来システムでは多重バッチ処理が実行できなかったり、利用ユーザ増加にともなう同時アクセス数増大に耐えられなくなるなど、性能面での課題を抱えていたという。
そのため、今後のデータの増加に対応でき、アドホックな分析や柔軟なデータマート作成を可能にするデータウェアハウス基盤として、「Oracle Exadata X4」の採用を決定したという。
「Oracle Exadata X4」の採用にあたっては、高速なトランザクションの応答時間と高いスループット、高可用性と拡張性といった点が評価されたとしている。
また、リクルートテクノロジーズでは、オラクルのエンジニアド・システムのためのサポートサービスである「Oracle Platinum Services」を、「Oracle Exadata X4」向けとしては国内で初めて採用した。
「Oracle Platinum Services」は、オラクルの保守サポート「Oracle Premier Support」のオプションサービスで、リモートでの障害監視、迅速なサポート対応、およびパッチ適用サービスを追加コストなしで提供するという。
なお、リクルートテクノロジーズのビッグデータ分析に関する取り組みは、4月24日にパレスホテル東京で開催されるイベント「Oracle Industry Leadership Summit」において、事例講演として紹介される予定。
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