IBMの新世代のx86サーバー技術であるX6アーキテクチャーと、最新CPUを搭載するブレード・サーバーにより、ERPなどの基幹アプリケーションを同一のシステム内で稼働させながら、そのデータを活かしたリアルタイムなアナリティクスやインメモリー・データベースによる高速処理を行うなどの高負荷なワークロードを管理運用コストを削減しながら実現することができるとしている。
「IBM Flex System X6」は、最大8ソケットの「IBM Flex System x880 X6」、最大4ソケットの「IBM Flex System x480 X6」、2ソケットの「IBM Flex System x280 X6」の3種類のコンピュート・ノードで展開するという。
X6アーキテクチャーを採用する「IBM Flex System X6」は、FlexNode機能によりコンピュート・ノードを追加していくことで段階的にスケールアップが可能。さらに、FlexNodeパーティション機能により、システムを物理的に変えることなく、4ソケットあるいは2ソケット構成の独立したシステムに再構成できるという。
同時に、コンパクトなタワー・サーバー「IBM System x3100 M5」を、6月18日から提供すると発表した。
「IBM System x3100 M5」は、中小企業や分散環境向けに高い信頼性と性能を提供する製品で、最新のIntel Xeon E3-1200v3製品ファミリー搭載による、優れた処理能力を備えるほか、ダウンタイムを最小化する冗長ハードディスクや冗長電源ユニット対応モデルも展開するという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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