今回、AvePoint がリリースした4製品は、モバイル端末と「Dynamics CRM」を連携させて案件管理を行う企業・組織を対象にしているという。
現場担当者がCRMをより効率よく使いこなすための機能を提供し、よりスピーディな業務遂行、さらには組織全体での情報共有・活用をサポートするとしている。
発表されたAvePointのソリューションを組み合わせることで、Salesforceから「Dynamics CRM」へのシンプルな移行が可能となるという。
また、「Dynamics CRM」のユーザーは、モバイル端末上で仕掛かり中の案件を、確度・売上額・時間軸でグラフィカルに表示して売り上げ予測を立てたり、移動中に顧客への提案履歴を確認するなどができるようになるという。
発表された4製品の概要は次のとおり。
・AvePoint Timeline Pro for Microsoft Dynamics CRM
「Dynamics CRM」にある取引先企業、取引先担当者、潜在顧客、営業案件に関するすべての活動をモバイル端末で読み込み、活動履歴を時系列で表示するアプリケーション。表示項目は組織の固有ニーズに合わせてカスタマイズが可能。
・AvePoint Pipeline Pro for Microsoft Dynamics CRM
「Dynamics CRM」上の営業案件をモバイル端末にグラフィカルに表示するアプリケーション。営業メンバーや営業管理者は、予測クローズ日や案件の確度を調整したり、来月・来期の正確な見通しなどをインタラクティブな画面で操作・調整可能。
・Productivity Suite for Microsoft Dynamics CRM
「Dynamics CRM」ユーザーの生産性の向上、顧客とのやり取りを簡単にする活用パッケージ。SkypeやMicrosoft Lyncによる通話や社内電話システムを使用した活動を自動的にログとして記録。
・AvePoint CRM Migration Manager for Microsoft Dynamics CRM
「Salesforce CRM」から「Dynamics CRM」へのシンプルな移行を実現するデータ移行製品。移行に伴う時間とリソースを大幅に削減し、かつオンライン・オンプレミスを問わず「Dynamics CRM」上で既存エレメントを引き続き使用することを可能に。
なお、新製品の全ての機能を体験できる30日間の無料トライアル版をAvePoint JapanのWebサイトからダウンロード可能になっている。さらに、一部製品については、機能を絞ったLite版を無償で提供している。
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