米IBMが大規模なサーバー統合計画を発表した。Linuxベースの「System z」と呼ばれるメインフレームと仮想化技術を利用して、約3900台のサーバーを約30台に統合する計画だ。これによって消費電力を80%削減することが可能になるとともに、ソフトウェアとシステムサポートにかかる費用も大幅に軽減される見通しだ。
この計画は、米IBMが5月に宣言した「ビッグ・グリーン・プロジェクト(Project Big Green)」の一環。ビッグ・グリーン・プロジェクトのため同社は、データセンターの電力消費削減に貢献するソフトウェア、ハードウェア、サービスに対する大規模な投資を行うという。
また、今回の統合で不要となる3900台のサーバーはリサイクルされる予定だ。
【参考】 米IBMのプレスリリース Project Big Green
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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