「SensorCorpus」は、さまざまなセンサー情報を集約・管理・活用できるクラウド基盤。これにより、ユーザーはセンサーやゲートウェイからデータを簡単にクラウド上に送信し、蓄積し、ビジュアルでの表示・閲覧やダウンロードを行うことができる。
従来、センサーの利用企業や、センサー関連の開発を行っている企業は、データ管理のインフラを初めから構築しなければならなかったが、「SensorCorpus」により簡単かつ安価に実施できるようになるという。
「SensoCorpus」検証プログラムを利用することによって、ユーザーは、自社でシステムを所有することなく、簡単にセンサーデータの管理を行うことができる。
「SensorCorpus」が用意したAPIを利用することで、1つひとつのセンサーにつながったゲートウェイからクラウドにデータの送信を行うことができ、また、接続センサーや蓄積したデータを、Webブラウザを通して管理・閲覧することが可能となるという。
これにより、農場、工場、物流、小売、ヘルスケアなどさまざまな分野で、センサー向けクラウドの活用を推進していくとしている。
「SensoCorpus」検証プログラムは、1口の利用期間6か月間で、センサーとゲートウェイがそれぞれ最大50台まで接続可能。利用料は1口9万円(税抜き)で、仮にセンサー50台で利用した場合、センサー1台あたりの月額利用料は300円(税抜き)ですむという。
「SensorCorpus」の特徴は次のとおり。
・セキュアで安価なセンサークラウド基盤を提供
・各種センサー、様々な測定データ型に対応
・測定データ閲覧用ダッシュボードを提供
・NoSQL技術により、測定データの増大に柔軟に対応
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