この機能により、サーバーのリソース増減に加えて、接続回線の帯域変更、新たなサーバーセグメントの追加、VPN接続の経路情報変更などネットワークの設定変更を即時に行えるようになるという。
新機能を利用して、サーバーリソースとネットワークリソースをリアルタイムに最適化できるため、ICT基盤の効率的なシステム運用と効果的な事業推進に寄与するとしている。
今回提供される、VPN回線、インターネット回線、サーバーセグメントの変更機能をあわせて利用することで、クラウド基盤に新しいシステムを構築する際、ネットワーク環境も含めた設定作業をカスタマーポータルから実施できるという。
1. クラウド基盤に接続するVPN回線の設定変更
NTT Comの企業向けVPNサービス「Arcstar Universal One」の帯域変更や経路情報の設定が、カスタマーポータルを通して、ユーザーが即時設定可能。これにより、100Mbpsのベストエフォート型回線から200Mbpsの帯域確保型回線までのメニューで柔軟に設定変更可能になり、企業拠点からクラウドへのデータバックアップ・システム移行時や決算期のシステムアクセス増などに柔軟に対応可能。
2. クラウド基盤に接続するインターネット回線の設定変更
インターネット回線の帯域変更、グローバルIPアドレスの追加、回線の追加/削除がカスタマーポータルを通じて、ユーザー自身で即時設定可能。これにより、10Mbpsのベストエフォート型回線から1Gbpsの帯域確保型回線までの幅広い帯域メニューで柔軟に設定変更が可能。
3. サーバーセグメントの設定変更
サーバーセグメント数の変更を、カスタマーポータルからオンデマンドで最大24セグメントまでの追加/削除が可能。これにより、お客さまは、クラウド内のシステム構成変更ができるようになり、システム最適化を短期間で実施可能。
なお、VPN回線の変更は、 関東データセンターより提供開始。インターネット回線の追加・変更・削除機能とサーバーセグメントの追加・削除機能は、関西データセンターより提供が開始される。他データセンターへの展開は11月から順次提供される予定。
【関連リンク】