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野村総合研究所が投資信託窓販ソリューションのデータベース基盤に「Oracle Exadata」を導入

 NRIが提供する投資信託の窓販業務ソリューション「BESTWAY」は、銀行での投資信託の窓口販売業務を総合サポートするシステム。大手銀行や信託銀行、地方銀行、第二地方銀行など銀行全体におけるシェアが約80%に上り、生損保・投信会社など含めて109社に採用されている。

 NRIでは、「BESTWAY」のデータベース基盤として、セキュリティの確保、リソースの効率的な活用、および処理性能の向上を実現できる「Oracle Exadata」の導入を決定。それにより、すべての表領域データを暗号化することでセキュリティを確保しながら、データ圧縮や、論理的なリソース制御によるハードウェア資源のリソース効率化が可能になったという。

 「Oracle Exadata」導入により処理性能が向上し、窓口業務における口座の履歴参照時の長時間無応答の解消や、夜間バッチ処理の高速化などの効果が得られた。夜間バッチ処理においては、従来8時間かかっていた処理時間が4時間に短縮されたとしている。

 またNRIでは、災害への対策強化のため、データ保護および障害時のリカバリー・ソリューションである「Oracle Data Guard」をバックアップセンターに導入。これにより、本番用データベースが計画外の停止によって使用不可能になった場合でも、スタンバイ・データベースへの切り替えにより停止時間を最小限に抑え、高いレベルのデータ保護とデータ可用性を実現できたという。

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