オープンソースでクラウドインフラを構築・運用できるOpenStackは、今後のIaaSの標準になるとして注目を集めており、2014年2月に開催された第2回「OpenStack Days Tokyo」は、国内外27社が参加し、約1,100名の来場があった。第3回は、国内外40社の参加が決定しており、2日間で2,000名の来場を見込んでいるという。
「OpenStack Days Tokyo 2015」は、「創る、活かす、つなぐ」をテーマとして、仮想サーバー、ネットワーク、ストレージ管理用の各種機能セットについて、既存オンプレミス/プライベートクラウド/パブリッククラウドのハイブリッド運用に向けた導入・移行のポイント、コミュニティやエコシステムの活用法、OpenStackの今後など、さまざまな方向から最新情報が得られるプログラムを展開する。
初日の基調講演は、OpenStack FoundationのCOOとして、OpenStack開発コミュニティとビジネスエコシステムを成長させるためのマーケティングやビジネスディベロプメントを主導するマーク・コリアー氏により、コミュニティの最新情報や、グローバルのOpenStackエコシステムや最新の導入事例などについて講演する。
2日目の基調講演は、「スーパーユーザインタビュー ~なぜ彼らはOpenStackを使うのか?~」と題して、仮想化基盤からOpenStackクラウドへの移行を進める楽天、ならびにVPSからクラウドへ、あらゆるサービスの基盤としてOpenStackを活用するGMOインターネットに、黎明期からOpenStackを追い続けている第一人者である三木泉氏が、ビジョン、課題について講演する予定。
■開催概要
- 名称:OpenStack Days Tokyo 2015
- テーマ:創る、活かす、つなぐ
- 日時:2015年2月3日(火)・ 4日(水)10:00~17:30
- 会場:グランドプリンスホテル高輪 B1F(東京・品川)
- 定員:2,000名(予定)
- 参加費:無料(事前登録制)
- 主催:OpenStack Days Tokyo 2015 実行委員会
- Webサイト:http://openstackdays.com/
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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