このソリューションは、主にリード育成管理とマーケティング業務の自動化により、企業のデジタル・マーケティングを包括的に支援する。
リード育成管理では、施策別の購入実績、Eメールの開封、Webサイトのクリックなどの顧客行動で施策を評価し、リードのスコアリングとナーチャリングを行う。
マーケティング業務の自動化では、顧客ごとにカスタマイズしたEメールの大量配信が可能なEメール・マーケティングをはじめ、顧客の行動に基づきパーソナライズしたコミュニケーションをオムニチャネルで実現するという。
「IBM Silverpop Engage」は、多様で複雑化する顧客接点において個々の顧客との適切な関わりを実現する高度なオートメーション機能を、企業規模に関わらず利用可能にし、顧客や見込み顧客のロイヤルティー向上を支援するという。
また、マーケティング・オートメーション、コンテンツ・マネージメント、ソーシャルメディア連携、顧客分析といった高度なデジタル・マーケティング機能が、リード管理育成機能と完全に統合され、そのいずれも拡張が可能であることから、B2Cマーケティングだけでなく、B2Bマーケティングにおけるキャンペーンの企画から各顧客に対する効果の測定まで一貫して行うことができる。
セールス部門とマーケティング部門の連携した見込み顧客へのアプローチとともに、より効率的なマーケティング・キャンペーンの実行を支援するとしている。
「IBM Silverpop Engage」の主な特徴は次のとおり。
◎顧客の属性情報、EメールやWebサイト、ソーシャルメディアにおける行動情報の蓄積
◎API接続によるコールログや店頭来店、イベントでのコンタクトなどオフライン・データの取込み
◎技術的な知識をほとんど必要としない直感的なユーザー・インターフェイスで、カスタマージャーニーと行動情報に基づき自動化マーケティング施策の設定
- Eメール・コンテンツのパーソナライゼーション
- カスタマージャーニーに沿ったシナリオ配信のキャンペーン管理
- ランディング・ページ・コンテンツのパーソナライゼーション
- 配信時間のパーソナライゼーション
◎施策のマーケティングROIを分析評価
◎B2CおよびB2Bのターゲット・ユーザーを効率的に抽出し、スコアを付けて評価