このサービスは、「企業内ネットワーク」と「複数クラウド環境」を閉域網でつなぎあわせ、1つのセキュアなネットワーク環境を構築するもの。これにより、ユーザーは利用したいクラウドが増えるごと、個々にクラウドへの接続環境を準備する必要がなく、簡単に複数クラウドとの接続が可能になるという。
閉域網と複数のクラウドとの接続(クラウド接続回線)には、NTTPCコミュニケーションズが構築したIP-VPN(L3:レイヤー3)の回線を利用する。ユーザー拠点から閉域網への接続(アクセス回線)には、同社のMaster’sONEセキュア・インターネットVPN-HighSpeedを提供する。
さらに、ユーザー拠点からNTT東日本・NTT西日本の「フレッツ光ネクスト」の利用により、全国各地から接続が可能になる。なお、このサービスの開始時には、AWSとの接続を可能にし、順次、複数のクラウド環境との接続を提供していくとしている。このサービスの利用料は、月額59,000円(税別)から。
このサービスは、日本ユニシスグループのクラウド基盤である「U-Cloud IaaS」からの利用も可能で、AWSを始めとしたさまざまなクラウドと接続し、ワンストップでハイブリッドクラウド環境を提供できるという。