「Hatohol」は、システム監視やジョブ管理やインシデント管理、ログ管理など、さまざまな運用管理ツールのハブとなるツール。 最新版(Hatohol 14.09)では、システム監視ツールの統合機能を持ち、複数のZabbixとNagiosで監視を行っている場合に、それらの蓄積する監視情報を集約して表示する機能を提供する。
今後、OpenStackやその他のツールにも対応を進めることで、将来的に見込まれる監視規模・拠点の拡大やハイブリッドクラウド環境の監視などの要望に応え、エンタープライズ環境での利用に十分対応できる監視システムを提供するとしている。
公開される仮想マシンイメージでは、複数のZabbixおよびNagiosサーバを活用している環境において、監視サーバの一括監視による利便性を体験できるという。仮想マシンイメージとして「Hatohol」をセットアップ済みの状態で提供するため、仮想環境にインポートしてすぐに利用できる。
この体験版仮想マシンイメージでは次の機能を提供する。
■複数のZabbix/Nagiosサーバを統合してイベントを管理:複数のZabbix/Nagiosで取得した情報を統合管理
■Redmineと連携してアラームをインシデント管理:イベントから自動的にチケット起票/チケット進捗情報をイベント画面にマージして一覧表示