東芝ソリューション株式会社は25日、ディスクストレージシステム「ArrayFortシリーズ」のラインアップを一新、上位モデル「AF7500」、中位モデル「AF2500」、エントリモデル「AF1700」の取り扱いを開始した。
新商品3モデルでは、従来モデル比2倍以上のスループット性能と拡張性、運用性の向上、省電力化を実現。データセンターや大規模基幹システムから部門システムまで幅広く適するように拡張性を備える。
また、RAID6や多様なレプリケーション機能をサポートし、信頼性と可用性を高めているほか、同一筐体内でSAS/SATA HDDを混在させることも可能。
複製(レプリカ)ボリュームのHDD電源を、運用時の設定でON/OFFできる省電力機能を備えており、欧州RoHS指令やグリーン購入法にも適合した設計となっている。
「AF7500/AF2500」(上位モデル/中位モデル)
スループット性能を、従来モデル(AF7000/AF2000)比で1コントローラあたり2倍以上にあたる1.5GB/sに向上させた。
また、ストレージの仮想化技術による「容量プロビジョニング機能」をサポートしており、(論理容量ではなく)実際に必要なディスク容量で運用できるため、省電力化を図ることができる。
AF7500は、最大8コントローラ(デュアルコントローラ×4)構成で、HDDを最大432台(SAS:129.6TB,SATA:432TB)搭載可能。AF2500はデュアルコントローラ構成で、HDDを最大108台(SAS:32.4TB,SATA:108TB)搭載可能となっている。
「AF1700」(エントリーモデル)
スループット性能を、従来モデル(AF2000S)比で1コントローラあたり2倍以上の780MB/sに向上させた。HDDを最大48台(SAS:14.4TB,SATA:48TB)搭載可能。また、デュアルコントローラ構成、もしくはシングルコントローラ構成の選択ができる。