「IIJ統合セキュリティ運用ソリューション」は、IIJがシマンテックと協力し、複数のデバイスを統合的に監視、分析することで、これまで検知が難しかった脅威を早期発見し、対策を可能にするもの。
このソリューションの概要は次のとおり。
■ログの相関分析によりセキュリティインシデントを早期に発見
ルータやスイッチ、ファイアウォールなど、各種ネットワーク機器の通信ログを収集し、すべてのログを相関分析したうえで、シマンテックがもつ世界最大規模の脅威監視データベースにある最新脅威情報と突合させる。
専任のセキュリティアナリストが、24時間365日データを解析し、インシデント発生の予兆を把握するとともに、誤検知を除いた正確なインシデントアラートを通知する。
機器ごとの個別のセキュリティ対策では検出が困難だった攻撃も、予兆段階から早期に検知することで、隠れた脅威を発見し、セキュリティ事故を防ぐことが可能になる。
■包括的な運用サポートをワンストップで提供
導入コンサルティングから設計、構築、運用までを、IIJの専門エンジニアがワンストップで実施。長年にわたり、多くの企業のネットワーク運用とセキュリティ対策を担ってきたIIJの豊富な運用経験をもとに、インシデント発生時は即座に通知し、環境に応じた緊急対応など、信頼性の高いサポート体制を提供。
■アセットレスでセキュリティ対策への投資適正化を実現
通信ログの収集、解析のためのシステム基盤はIIJのクラウド上に構築し、運用、監視、保守などはIIJが実施。ユーザーは、新たな設備投資をせずに導入でき、また、デバイスごとに個別に行っていたセキュリティ対策を統合することで、運用効率を向上し、セキュリティ投資の適正化につなげることが可能。