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日本オラクル、製品開発・商品化を支援する新しいクラウド・サービスを発表

 「Oracle Innovation Management Cloud」は、技術要素、人員・リソース、生産能力、法規制などを考慮しながら、要件を満たす製品コンセプトや代替案の作成・評価を支援する。これにより、企業の成長戦略に沿った高収益な製品開発に集中的に取り組むことで生産性を向上させ、製品開発の期間短縮、リスクの低減とコスト削減を支援するという。

 また、「Oracle ERP Cloud」の1つである複数のプロジェクトを管理するアプリケーション「Oracle Project Portfolio Management Cloud」や、製品ライフサイクル管理アプリケーション「Oracle Product Lifecycle Management」と連係することにより、商品化に向けた一連の流れを一元的に管理することが可能だ。

 「Oracle Innovation Management Cloud」の主な特徴は次のとおり。

 ・製品ポートフォリオ管理:製品ポートフォリオ管理では、複数の企画段階の製品の中から商品化する製品の選定、人員やリソースの配置パターンによる収益へのインパクトと最大化するためのシミュレーションが可能。

 ・プロセスの可視化:新製品の開発から商品化までのプロセスを可視化し、開発部門、製造部門、営業・販売促進部門などの異なった部門が新製品開発に参画する現場主導型イノベーションが可能。

 ・収益とリスク管理:製品コンセプトの段階で収益性やリスク等の評価を行い、迅速かつ正確な情報に基づいた意思決定が可能。

 ・プロジェクト管理:製品ポートフォリオを考慮した開発プロジェクトを定義、管理することができるため、プロジェクトの進捗を管理するだけでなく、どの製品のプロジェクトを優先すべきかを判断できる。

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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

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