「FAST TRACK」は、AWS上に即時利用できる状態で「intra-mart」環境を提供し、業務システムの一部機能などを部品化したIM-BIS(Business Integration Suite)部品テンプレートや業務テンプレート、「intra-mart」に連携するパートナーソリューションを取り揃え、企業の業務システム開発におけるコスト削減や開発期間の短縮を支援するクラウドサービス。
また、外部クラウドサービスとの連携を可能にするAPIも提供し、容易に「intra-mart」の業務システムとクラウドサービスを連携することができ、業務の効率化を図ることができるという。
さらに、「intra-mart」の導入を検討する企業には、手軽に試用・導入を検討できる導入支援サービスを提供し、システム開発基盤の導入を、検討段階から支援していくという。
「FAST TRACK」の特徴は次のとおり。
1. 「intra-mart」をクラウドで即時利用でき、システム開発の早期化やコスト削減を実現
「FAST TRACK」では、セットアップ済みの「intra-mart」をAWS上に提供しているため、初期導入に必要な時間とコストを削減でき、すぐに「intra-mart」を利用した業務アプリケーションを開発可能。
2. 「intra-mart」の試用と開発アプリの検証ができるサービスを提供
導入支援サービスには、占有環境を2週間無償で試用できる「AWS Test Drive for FAST TRACK」と、実アプリケーションの開発・検証やパートナーソリューションの試用ができる有償の「Starter Pack for FAST TRACK」を用意。「Starter Pack for FAST TRACK」では、開発したアプリケーションをそのまま本番として移行できるため、スムーズな本格導入が可能。
3. 外部クラウドサービスとの連携が可能
「FAST TRACK」では、ファイル共有サービスやCRMなど外部クラウドサービスとの連携が可能。外部クラウドサービスを利用することで、業務に必要なシステムを自社で新たに開発する必要がなく、システム導入・管理コストを抑え、開発期間も短縮可能。
たとえば、法人向けクラウド型コンテンツプラットフォーム「Box」との連携では、顧客やサプライヤーなどの社外関係者とセキュアな環境でのファイル共有が可能なため、スムーズな業務連携による業務効率の向上が図ることができる。
4. 開発の早期化、コスト削減を支援する各種部品/業務テンプレートやパートナーソリューションを用意(2016年1月提供開始予定)
IM-BIS部品テンプレートや業務テンプレートを用意し、アプリケーション開発の期間短縮およびコスト削減を実現。また、Excelデータ取り込みソリューションや共通マスタ連携など、「intra-mart」と連携するさまざまなパートナーソリューションも提供する予定。