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NEC、VMware仮想化環境の一括監視・運用を実現する「仮想リソース可視化ソリューション」を発売

 このソリューションと「vSOM」におけるストレージ管理を実現するNECのプラグインソフト「WebSAM Storage Analyzer」を併せて活用することで、「vSOM」の管理画面から一元的にサーバ/ネットワーク/ストレージの各リソースが管理可能となり、システム単位のリソース不足に伴う性能低下予測や、迅速な障害発生箇所の切り分け対応が可能になるという。

 発表されたソリューションの構成は次のとおり。

 ■仮想リソース可視化ソリューション(ネットワーク):10月28日出荷

  • UNIVERGE PF6800 Network Analyzer for VMware vCenter Operations(プラグイン)
  • UNIVERGE PF6800(SDNコントローラ)×2台
  • UNIVERGE PF5240(SDNスイッチ)×2台

 ■WebSAM Storage Analyzer(ストレージ):出荷済み

  • iStorage M11e一式(本体(8G FC)、300GB SASディスク ×3台)
  • WebSAM Storage Analyzer for VMware vCenter Operations(プラグイン)
  • WebSAM iStorageManager Suite
  • WebSAM Storage PerforMate

 ソリューションの特徴は次のとおり。

 1. サーバ/ストレージ/ネットワークリソースの一括監視でリソース不足を回避

 「vSOM」に、NECの開発したネットワークリソースを管理するプラグインソフトウェア「UNIVERGE PF6800 Network Analyzer」と、ストレージリソースを管理する「WebSAM Storage Analyzer」を組み合わせることで、サーバ/ネットワーク/ストレージの各リソースを、「vSOM」の管理画面から一括監視することが可能。

 このソリューションはプラグインソフトウェア「UNIVERGE PF6800 Network Analyzer for VMware vCenter Operations」に加え、ネットワークの仮想化を実現するNECのSDNコントローラ2台と、SDNスイッチ2台を合わせて提供。

 これにより、これまでの各リソース単位での管理では困難であった、サーバとネットワーク、ストレージリソースを関連付けた稼働状態の常時監視を実現するとともに、ネットワークの過負荷やストレージの性能低下といったリソース不足の予兆を、サーバと関連付けて検知することで、仮想化環境上の業務システムの性能が低下する前に、必要なリソースを割り当てることが可能に。

 2. 万が一の障害時に迅速な障害発生箇所の特定が可能

 個々の業務システムを支える各リソースを関連付けして管理することができる。これにより、万が一の障害発生時には、簡単な操作で、問題の発生している仮想サーバに関連したネットワークリソースの異常発生などを確認することが可能で、迅速に原因である障害発生箇所を特定。

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