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プライスウォーターハウスクーパース、サイバー攻撃演習ゲーム「Game of Threats」を提供

 「GoT」は、サイバー空間における攻撃とそれによって引き起こされるビジネス上の事象を、攻撃者と標的企業双方の立場で、疑似体験できる対戦型ゲームで、参加者は2つのチーム(攻撃者あるいは企業)に分かれ、タブレット端末上で攻撃と対応を交互に繰り返し、勝敗を競う。

 攻撃者チームは、DDoS攻撃やフィッシング詐欺などさまざまなツールを使って企業を攻撃し、標的となる企業のシステムを停止させたり、情報を窃取したりする。企業チームは画面に表示される最低限の情報をもとに、迅速かつ効果的な対策を選択することが要求される。

 限られた時間と予算というプレッシャーの中で、最適な判断をすることが勝利への鍵となる。参加者は、ゲームを通して、どのような攻撃が企業にダメージを与えるのか、どのような対応が効果的かを学ぶことができる。

 「GoT」は、アプリケーションを単体で販売するものではなく、PwCのプロフェッショナルがファシリテータとなりゲームキットを使った演習を提供するソリューションで、日本では、英語版と日本語版のゲームキットを用意しているという。

 米国などの海外では、すでに多くの企業が活用しており、経営層やセキュリティ管理者が参加する企業内演習を展開しているとしている。

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