「Oracle Data Visualization Cloud Service」は、オラクルのクラウド型アナリティクスの新製品として、あらゆる業務部門ユーザーに使いやすく強力なビジュアル・アナリティクス機能を提供するという。
このサービスにより、企業・組織内のあらゆるユーザーは、数クリックするだけで、業務システム内のデータや個人のファイル、あるいはビッグデータを取り混ぜて分析を行い、散乱したデータから効率的に隠されたパターンを発見して共有したり、すぐに実行可能なビジネス上の洞察を導き出すことが可能となるという。
こうした作業のすべてが、専門的なIT部門のリソースなしに行うことができるため、ビジネス上の価値を導き出すまでの時間をさらに短縮し、ROIの大幅な上昇につながるという。
「Oracle Data Visualization Cloud Service」の主な特徴は次のとおり。
・システム部門の支援なしに利用可能:クラウド形式で提供されるため、あらゆる業務部門ユーザーがシステム部門の支援なしに利用することが可能。
・管理されたデータ・ガバナンス:アップロードした分析データを、データベースを構築することなくクラウド上で管理することが可能。データをクラウド上で一元管理できることで、一貫性とガバナンスを保つことができる。
・分析対象のデータを簡単に融合:データの相関付けにありがちな複雑な手順を排し、データを半自動的に結合できるため、ユーザーはオラクルのSaaSをはじめとする、さまざまなSaaSアプリケーションや外部ソース、個人ファイルなど、多彩なソースからのデータを組み合わせることができ、ビジュアル分析を活用して即座に新たな洞察を得ることができる。
・セキュアな環境でストーリーテリング機能による迅速な意思決定を実現:拡張性がありかつセキュアに組織全体で共有できる分析シナリオを作成して、必要なユーザーに素早く共有し、意思決定のスピードアップを図ることが可能。また、分析結果はモバイルやタブレット端末でも閲覧可能。
日本オラクルでは、「Oracle Data Visualization Cloud Service」を導入を支援するとして、30日間無料トライアルや無料チュートリアル・コンテンツの提供を実施するという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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