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エフセキュア、脅威への対応を強化したアンチウイルスLinuxゲートウェイ製品の最新版

  2016/03/17 13:50

 エフセキュアは、Linuxサーバーで稼働するゲートウェイ型アンチウイルスソフトウェア「エフセキュア アンチウイルスLinuxゲートウェイ」の最新版(Ver.5.30)を2月18日から提供を開始する。

 最新版では、独自のクラウド型のデータベース「セキュリティクラウド」をすべてのプロトコルで利用可能にし、ファイルレピュテーションによりウイルス検知性能を向上させ、新しい脅威への対応を強化したという。また、Webコンテンツへのアクセスを制御する「URLフィルタリング機能」を追加した。

 エフセキュアのアンチウイルス製品は、オールインワン設計により追加費用なしでウイルス防御、スパム検査、URLフィルタリングなどのすべての機能を利用可能なこと、ユーザー数ベースのライセンス体系でサーバー数に制約がないので柔軟な構成が組めること、高速ウイルススキャンエンジンを搭載しているのでサーバー1台で多くの同時接続数(ユーザ数)をカバーできるのが特徴で、大規模システムに最適なことから、特にISP向けの販売に注力するとしている。

 エフセキュアは、フィンランドとマレーシアにセキュリティ研究所を擁し、24時間365日、脅威情報を分析・研究している。エフセキュアの「セキュリティクラウド」は、セキュリティ研究所が管理しているセキュリティデータベースで、セキュリティ研究所が収集した情報や、既存ユーザーからのフィードバック情報を反映して、最新脅威の登場に合わせて、常に最新の状態に保たれているという。

 最新版では、従来のパターンファイルによる検出に加えて、「セキュリティクラウド」が利用可能になり、ファイルのダウンロード時やメールの添付ファイルの検査時に「セキュリティクラウド」データベースに照合することで、最新の不正プログラムに対して、リアルタイムで更新される情報を元に検出を行うことができる。

 「セキュリティクラウド」によるファイルレピュテーションが追加されたことで、ウイルス検知能力を大幅に向上するとともに、「セキュリティクラウド」にはホワイトリスト情報もあるため、誤検出の低減も行われるという。

 「セキュリティクラウド」は、既にエンドポイント向け製品ではサポートされており、1日辺り約50億件のクエリを処理し、1日辺り約100万ファイルのサンプルを受け取っているという実績があるとしている。

 「エフセキュア アンチウイルスLinuxゲートウェイ」の主な特徴は次のとおり。

 ・マルチプロトコル対応マルウェア防御:ゲートウェイレイヤーで、メール送受信(SMTP、POP3)、Webブラウジング(HTTP)およびファイル転送(FTP)などのトラフィックに対して、データの入出時におけるウイルス侵入をリアルタイムに検出、駆除。外部からのウイルス侵入だけでなく、内部から流出するウイルスもブロック。また、ActiveXコンポーネントやJavaコードにも対応。

 ・URLフィルタリング(Ver.5.30から):カテゴリによるフィルタリングが可能で、セキュリティ保護だけでなく、従業員の生産性向上に寄与。

 ・「セキュリティクラウド」によるファイルレピュテーション(Ver.5.30から):従来のパターンマッチングによる検査だけでなく、オンラインのサーバーにあるデータベースを参照したファイル検査が可能。未知のウイルスへの迅速な対応を実現。

 ・WebUI/コマンドラインによる管理:日本語のWebベースユーザインターフェースを使用して製品を運用管理可能。WebUIを使用したくない場合、コマンドラインによる設定ファイルの編集での運用管理にも対応。

 ・柔軟な構成:プロキシモード、透過モード(ルータ、ブリッジ)の設定が可能。L4-SWやDNS等を使用して、簡単に負荷分散、冗長構成を取ることが可能。既存のメールサーバとの同居や、既存プロキシからのICAP連携利用も可能。

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著者プロフィール

  • EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

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