「Clavister」は、アンチウイルス、アンチスパム、IDP、Webフィルタリングなど複数のセキュリティ機能をオールインワンで搭載した次世代ファイアウォールで、次のような特徴がある。
- 攻撃に強い:オープンソースソフトウェアを使わない設計思想。それらのぜい弱性による影響を受けない。
- 高パフォーマンス:ファームウェアのイメージサイズはわずか17MB。リソースを効率良く利用し、軽快な動作を実現。
- 壊れにくい:ハードディスクドライブ等の回転構造の記憶装置をもたない、故障原因を最小限に抑える構造。
今回、「Clavister Wolfシリーズ」として、「Clavister W20」と「Clavister W30」の2モデルの販売を開始する。「Clavister Wolfシリーズ」は、小規模向けの「Clavister Eagleシリーズ」(2015年11月販売開始)の上位機種で、150名~2,000名規模の事業所に適しているという。
現在、被害が急増しているといわれる「ランサムウェア」は、強制的にデータを暗号化したりパソコンを動作不能にして身代金(ランサム)を要求するウイルスの一種。メールやWebアクセスを介して段階的に進入する巧妙な手口が取られるため、単一のセキュリティ対策では防御が困難だ。そのため、通信経路の出入口において、複数のセキュリティ機能を多段に組み合わせて対策する次世代ファイアフォールの導入が有効になるとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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