EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

テーマ別に探す

日立ソリューションズ、SharePoint Online上の情報を守るセキュリティ強化ソリューション

  2016/08/29 13:00

 日立ソリューションズは、マイクロソフト社のクラウド版情報共有基盤であるSharePoint Online上のセキュリティを強化する「SharePoint Online秘匿化ソリューション」を10月31日から提供すると発表した。

 このソリューションは、インターネットやSharePoint Online上で、サイバー攻撃者やシステム運用者からのファイル内容の参照を防止するもの。すべての情報を自動的に暗号化するとともに、全文検索に利用する検索インデックスも暗号化するため、安全にファイルを保存できるという。

 これにより、重要度の高い文書を保有する企業や公共機関でも、安心してクラウドに移行できるため、システム管理のコスト低減と安全性を両立することができる。なお、このソリューションは、国立研究開発法人国立がん研究センター東病院で、改正個人情報保護法の施行を見据え、患者情報のよりセキュアな利用を目的に実証実験中で、完了後より本格運用が開始される予定だという。

 このソリューションの特徴は次のとおり。

 1. SharePoint Onlineのセキュリティを強化し、アップロードする重要情報を保護

 Office文書やPDFだけでなく、ファイル形式に依存しないすべてのファイルをクライアントで暗号化。さらに、検索インデックスも暗号化することで、ファイルを暗号化したまま、全文検索を高速に実現。

 この秘匿検索のシステムは、米国で実績のある日立ソリューションズの「Credeon Secure Full-text Search」で実現している。なお、検索インデックスの暗号化は、日立製作所の秘匿検索技術の仕組みを利用している。

 2. SharePoint Onlineと同様の画面と操作性を実現

 暗号化されたファイルの格納先を管理する「セキュアドキュメントライブラリ」画面は、従来のSharePoint Onlineの「ドキュメントライブラリ」と同様の画面と操作性を実現。そのため、ユーザーは、暗号化や復号を意識せずに、ファイルの編集作業や全文検索を行うことができる。

 3. 暗号鍵を分離して管理

 SharePoint Online上に暗号化されて保存されるファイルや検索インデックスと、その暗号鍵は、分離して保管できる。ユーザー自身が、暗号鍵の保管先をオンプレやクラウドなどから選択できる。

SharePoint Online秘匿化ソリューションの概要図  

関連リンク

著者プロフィール

  • EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

    「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。


All contents copyright © 2007-2020 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5