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CTC、ビッグデータ向け設備を機能拡充し新しい「IoTデジタルLAB」で検証サービスを提供

 「IoTデジタルLAB」は、IoTでのデータ活用の一連の流れについて、既存システムとの連携や機械学習による分析の高度化を含めて大規模な検証を可能にする施設。デバイスの温度管理や機器の故障予防、スマートデバイスを活用した店舗でのマーケティング、数万台のウェアラブル機器から得られるビックデータの分析など、顧客企業の活用シナリオをあらかじめ用意しており、準備に時間をかけることなくIoTに関連した機能や実現の可能性を確認することができるという。

 「IoTデジタルLAB」では、各種センサーや既存システムからのデータ収集を行う仕組み、データの一次処理を端末側で行うエッジコンピューティング、異常値の除去やデータフォーマットの統一などのデータ加工、分析の継続的な高度化を可能にする機械学習についても最新のソリューションを用意しており、将来のシステム機能の拡充を含めて多岐にわたる検証が可能だ。

 また、検証前の段階では、ハッカソンの開催を含めて、IoTを活用した新規取り組みのアイデア創出を支援し、検証後は、検証結果に基づいて既存システムに適したIoT環境を構築する。

 CTCは、2012年にマルチベンダー環境でのシステム検証を可能にする総合検証センター「Technical Solution Center」(TSC)内に、ビッグデータ検証のための施設「Big Data Processing Lab」を開設した。今回、各種センサーとの連携機能に加え、データ分析で手間と時間がかかる、データ形式の統一や異常値の検出などのデータ加工の機能をBig Data Processing Labに追加して、新たに「IoTデジタルLAB」として開設する。

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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

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