SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

国内PaaS市場、2020年までのCAGRは22.1%で1,761億円に達すると予測――IDCが発表

クラウドデータサービス市場が前年比成長率103.5%で市場全体をけん引

 IDCでは国内PaaS市場を、クラウドアプリケーションプラットフォーム、クラウドインテグレーションサービス、クラウドデータサービス、クラウドアプリケーション開発/ライフサイクルサービス市場、その他のクラウドプラットフォームサービスの5つの中分類市場で定義している。

 このうち2番目に規模の大きいクラウドデータサービス市場が前年比成長率103.5%となる179億円となり、市場全体の成長を力強くけん引した。企業アプリケーションのIaaSでの利用規模が拡大したことで、アプリケーションと連携して利用するRDBMSの利用が増加したこと、非構造データを含むビッグデータの活用によってHadoopサービスのクラウド上での活用が広がっていること、クラウドDWHの普及などが急速な成長の背景となっている。

「PaaS基盤の提供に当たっては標準に則ったサービス提供が望ましい」

 2020年の国内PaaS市場規模は1,761億円と予測している。企業のクラウド活用の進展によりハイブリッドクラウド環境が一般化し、クラウドインテグレーションサービスの需要が拡大するほか、デジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組む企業のアプリケーション基盤として主流の位置を占めることで、中期的にCAGR 22.1%の高い成長を続けていくと予測している。

 IDC Japanソフトウェア&セキュリティ マーケットアナリストの草地慎太郎氏は、「今後の企業のDX推進の基盤としてPaaSの活用がさらに拡大すると予測されている。一方で個々のPaaS独自の実装に拠ったアプリケーションを開発することで、他のプラットフォームに移行することが難しくなることに対するユーザー企業の懸念がある。PaaSを提供するサービス事業者はユーザー企業の懸念を払拭し、利用を促進するために標準に則ったサービスを提供していくことが望ましい」と分析している。

参考資料:国内PaaS市場 売上額予測、2015年~2020年(作成:IDC Japan)  

 今回の発表は、「国内PaaS市場予測、2016年~2020年」にその詳細が報告されている。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/8711 2016/11/21 14:30

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング