「Password Manager Pro」は、マイクロソフトのAzureやアマゾン・ドット・コムのAWSなどのクラウドサービスとの連携を強化し、クラウドサービスのIDをセキュアに管理するためのソリューションを提供しているという。
例えば、クラウドサービス側で特権ID利用時の接続元グローバルIPアドレスを固定したり、クライアント証明書を利用した認証を追加したりすることで、特権IDでログインできる端末を固定化する。この特定端末へログインする際、「Password Manager Pro」を経由することで、クラウドサービスへログインする際の「申請/承認」プロセスを徹底し、ログイン中の特権ユーザーのクラウドサービス上での操作画面を録画できる。
また、Password Manager Proの「リモートパスワードリセット」機能を活用することで、AzureおよびAWSのパスワードを定期的に自動変更し、セキュリティレベルを向上させることが可能だという。
最新版「ビルド8603」では、Azure ADのユーザーリストを自動でインポートし、「Password Manager Pro」へサインインする際のユーザーとして活用できる機能が加わり、Azure ADを導入している組織にとっての活用利点が高まったという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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