ソフトバンクのPepperは店舗や商業施設などに普及してきており、「第一の成功モデルを終えて、第二期に入る」とフライトシステムコンサルティングの代表取締役社長 片山圭一朗氏は語る。
今回フライトシステムコンサルティングとジェナとの業務提携は、「Pepper for Biz」を導入企業が活用していくためのクラウドサービス「Scenaria(シナリア)」の共同開発によって、店舗や顧客サービス現場でのコンテンツの更新を可能するソリューションを提供していくというもの。
Scenariaはプログラムを組み必要がなく、店舗スタッフでもPepperの会話や応答の仕組みを設定できる。またジェナが提供するIBMのコグニティブシステム「Watson」のチャットボットサービスの開発のためのソリューション「hitTO (ヒット)」を活用することで「Pepper + Watson」の連携システムの学習機能を強化し、顧客との会話や製品・業務の知見に基づく支援システムを企業に提供していく。
ジェナの代表取締役社長 手塚康夫氏は今回の提携で、ロボットとAIの現場活用、さらにチャットボットAIによるヘルプデスクやFAQなどの顧客サービスの学習データの精度が高まり、本格的な業務効率化に貢献できると語った。
■価格
・Enterprise Edition 初期費用:50万円 月額費用:20万円
利用台数:~10台まで
(11台目以降 5,000円/台、101台目以降は別途見積)
hitTOとの連携(別途契約が必要)、管理機能つき
2017年春よりサービス開始