「データベース移行ソリューション for AWS」は、オンプレミス環境からAWSへのデータベース移行計画を作成し、実際の移行作業完了までをワンストップで支援するソリューション。AWSおよびデータベース移行に関する知識と経験を持ったエンジニアが既存システムの利用状況や移行要件を踏まえて、最適な移行方法を提案し、既存システムからのデータ変換作業と移行作業を実施する。
このソリューションは、可用性を確保しながらオンプレミス上の既存システムのデータベースをそのままクラウド環境で稼働させるという。ソフトウェア開発を行うサイオステクノロジーのHAクラスターソフトウェア「LifeKeeper」とデータレプリケーションソフトウェア「DataKeeper」を使用しており、リアルタイムでのデータの複製や障害直前までのデータ保護、ストレージ機能のミラーリング等を行う。
また、冗長化の対象範囲を、通常AWSが対象としているOS、仮想サーバに加えて、ミドルウェアやアプリケーションにまで拡大しており、従来オンプレミス環境で利用していたアプリケーションに変更を加えずにデータベースの移行と冗長化を行うことができる。
CTCは2012年からAWSを活用した環境構築・運用サポートサービス「CUVIC on AWS」を提供しており、AWSの構築実績と、長年培ってきたデータベース移行のシステム構築実績を活かして、クラウド環境へのデータベース移行を支援していくとしている。