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TIS、メインフレームからオープン環境への移行を支援するマイグレーションサービスを提供開始

 「Xenlon~神龍 マイグレーションサービス」は、高い再現性で業務ロジックのほぼ100%の自動変換を可能にするTIS独自のツール「Xenlon~神龍 Migrator C2J」を活用し、COBOLからJavaへの移行を支援するサービス。

 このサービスの活用により、大規模なメインフレームシステムの短期間かつ安全確実なオープン環境への移行が可能になるという。習得率が減少し保守要員の確保が難しいCOBOLの大規模アプリケーションを、技術者の確保が容易なJavaに移行することで、運用コストの低減や運用継続性の担保が実現できるという。

 このサービスは、「アセスメントサービス」「マイグレーションサービス」「運用・保守サービス」「Cloud基盤移行サービス」「Cloud基盤プラットフォームサービス」の5つのメニューで構成され、大規模なCOBOLからJavaへの移行プロジェクトの豊富な経験を持つTISが全ての工程を支援する。

 「アセスメントサービス」は2017年4月から、「マイグレーションサービス」は10月から提供を開始する予定。また、今後のサービス展開で把握したニーズを取り込み、新たなメニュー開発や、変換ツールの機能拡張(PL/I→Java変換の対応等)など、サービスの強化も継続していくとしている。

 ■「Xenlon~神龍 マイグレーションサービス」の概要

 (1) アセスメントサービス(提供開始:4月)

 マイグレーションを検討するシステムを対象とした「Xenlon~神龍 Migrator C2J」の適合性を事前診断するサービス。アセスメントシートに基づくアンケートとヒアリングで現行システムの構成および管理レベルを把握する「簡易アセスメント」と、ソースコードを受領して「Xenlon~神龍 Migrator C2J」でJavaへの変換を実施する「パイロット変換」で構成されている。変換ツールの適用率とマイグレーション実施時の概算費用をレポートし、マイグレーションに向けた検討を支援する。

 (2) マイグレーションサービス(提供開始予定:10月)

 「Xenlon~神龍 Migrator C2J」を活用したリライト主体の移行方針により、オープン環境へのマイグレーションを実施するサービス。現行環境の調査・分析により移行対象資産・要件を分析する「現状分析」から、リライトによるソースコード生成および移行前後の環境差異を吸収するために必要な部品の開発を実施する「開発・変換」「テスト・移行」までをワンストップで実施。

 (3)「運用・保守サービス」(提供開始予定:2018年度)

 マイグレーションサービスによりオープン環境に移行したシステムの運用・保守を実施するサービス。TISのデータセンターを活用した高品質な運用サービスを提供。また、運用・保守効率を高めるための機能改善、ビジネスの変化に対する機動性を高めるため機能拡張など、マイグレーションによるオープン化後のシステムの最適化を支援する。

 (4)「Cloud基盤移行サービス」(提供菓子予定:2018年度)

 「Cloud基盤プラットフォームサービス」が提供するサービステンプレートを活用した移行により、短期間でのサービス提供を実現。

 (5)「Cloud基盤プラットフォームサービス」(提供開始予定:2018年度)

 マイグレーションによりオープン環境に移行される基幹システムのアプリケーション動作・システム運用に必要となるインフラ基盤・運用基盤を標準プラットフォームサービスとして提供。インフラはパブリッククラウドの活用やオンプレミスでの基盤提供も含めて、ニーズに合わせた対応を実施。

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