アライドテレシスの「SES」は、SDN技術をエンタープライズ市場に適応させ、企業向けアプリケーションとネットワークを連携・連動させることにより、ネットワーク運用管理にかかる工数・コストの削減、およびセキュリティの強化を実現する。
エムオーテックスの「LanScope Cat」は、IT資産管理・情報漏えい対策製品で、IT資産管理や操作ログ管理をはじめ、ファイル配布、各種レポートやマルウェア対策機能など、情報漏えい対策やIT資産管理に必要な機能をオールインワンで提供する。
これまでアライドテレシスとエムオーテックスは、「SES」と「LanScope Cat」との連携により、IT関連の運用工数削減を実現する「資産管理情報連携ネットワークアクセス制御プロビジョニング」ソリューションを提供してきたが、このたび連携ソリューション第2弾として、セキュリティ面の強化を実現する新しいソリューションの提供を開始する。
連携ソリューションの特徴
「SES」と「LanScope Cat」が持つアラーム機能との連携により、MACアドレスやコンピューター名の変更、業務時間外の操作、不正な外部メモリーへの書き出し、機密フォルダや不正なサーバーファイルへの操作、不正なWeb閲覧などのポリシー違反を繰り返した端末を、業務ネットワークから一時遮断/VLAN隔離する。
任意の時間内に設定した回数を繰り返したら業務ネットワークへの接続を制限するといった柔軟な設定が可能。また、「LanScope Cat」のオプション機能であるプロテクトキャットとの連携により、マルウェアやランサムウェアに感染した端末の通信を遮断/VLAN隔離することが可能になる。
1. 不正操作検知によるネットワーク利用制限
機密情報をデスクトップにコピーする、業務時間外に操作を行う、不適切なWeb閲覧を繰り返し行うなど、不正操作に該当した端末をネットワークから隔離もしくは、任意設定した時間まで遮断することが可能。
2. マルウェア検知によるネットワーク利用制限
「LanScope Cat プロテクトキャット」でマルウェア感染を検知した端末をネットワークから隔離もしくは、任意設定した時間まで遮断することが可能。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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