「ZENMU for Meister」は、「システム管理」と「情報管理」を明確に分け、アドミニストレータやルート権限などの特権IDを持つシステム管理者でもデータにアクセスできない、「見えない金庫」により情報のオーナーが承認したユーザーだけが情報にアクセスできるソリューションになる。外部侵入などによりシステム管理者の権限が悪用されたとしても、データ改ざんや情報漏洩を防止できるという。
データは「ZENMU」で無意味化して分散保管されるため、安心して、全ての環境をクラウド上に展開することが可能になるとしている。
個人情報をはじめ、研究開発部門の機密データ、製造業や建設業の設計データ、医療分野の電子カルテや臨床データなど、高度なセキュリティレベルが必要な分野での利用が期待されているという。 情報は必要な時だけ情報として利用し、不要な時は無意味化しておく。さらに、情報とシステムの管理は分離し、情報は、「アクセス可能な人だけが必要な時だけ情報として利用できる」ようになるという。