SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Security Online Day 2025 春の陣(開催予定)

2025年3月18日(火)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

EnterpriseZineニュース

2017年の国内携帯電話市場、スマートフォンが98%以上を占めほぼ移行完了――IDC発表

2017年第4四半期の携帯電話出荷台数は1,107万台、前年同期比13.6%増

 2017年第4四半期、国内市場の携帯電話(スマートフォンと従来型携帯電話の合計)の出荷台数は、前年同期比13.6%増の1,107万台となった。この要因としては、アップルのiPhone出荷が前年同期比22.9%増の621.4万台という記録的水準に達したことが挙げられる。消費者の関心が高かったiPhone Xの出荷が好調だったことに加え、相対的に値頃感の強まったiPhone 8も極めて好調な出荷を記録した。iPhone 8の第4四半期の国内出荷台数はiPhone Xを上回った。

 他方、Android陣営では、Xperia XZ1が好調な出荷を記録したソニーが155.3万台(前年同期比17.9%増)の出荷となり第2位、AQUOS Senseを中心に豊富なラインナップを揃えたシャープが第3位で113.4万台(前年同期比39.2%増)と続いた。スマートフォンの出荷台数は1,101万台(前年同期比17.3%増)となった。2017年は第1四半期から従来型携帯電話の出荷の急激な減少が続き、第4四半期では市場のほとんどがスマートフォンになった。

2017年通年の携帯電話出荷台数は3,409万台、前年比4.6%増

 また、通年では、2017年は前年比4.6%増の3,409万台の出荷となり、2016年に続いて2017年も前年比でプラスとなった。ベンダー別シェアでは、アップルが1,589万台(シェア46.6%)でトップ、2位は456.6万台(同13.4%)のソニー、3位は334.6万台(同9.8%)のシャープ、4位は303.1万台(同8.9%)の京セラ、そして5位は271.4万台(同8.0%)の富士通となった。

 アップルの出荷台数は前年比0.7%減ながらもほぼ同水準を維持しており、日本国内での圧倒的な存在感が目立つ。スマートフォンの2017年通年の出荷台数は3,343万台となった。出荷された携帯電話の98%以上がスマートフォンであり、通年で見ても市場はスマートフォンに移行したと言える。

 「アップルの新製品の主な出荷時期でもある第4四半期はここ数年出荷台数が突出する傾向が続いているが、2017年第4四半期もそれが顕著であった」とIDC Japan PC,携帯端末&クライアントソリューション シニアマーケットアナリストの菅原啓氏はコメントしている。

 また、「この背景にはかねてより話題となっていたiPhone Xに加えてiPhone 8の出荷が好調だったことが影響している」とした上で、「他方、Android陣営ではSamsungやHuawei、ZTEなど外資系ベンダーの存在感が高まることで活発化の様相を見せており、2017年第4四半期に世界第4位であったOPPOが今春より日本市場に参入する事も含め、動向が注目される」と述べている。

参考資料1:2017年第4四半期 国内携帯電話出荷台数 ベンダー別 シェア(作成:IDC Japan)
参考資料2:2017年第4四半期 国内スマートフォン出荷台数 ベンダーシェア(作成:IDC Japan)
参考資料3:2017年 国内携帯電話出荷台数 ベンダー別 シェア(作成:IDC Japan)
参考資料4:2017年 国内スマートフォン出荷台数 ベンダー別 シェア(作成:IDC Japan)

 今回の発表は、IDCが発行した「Worldwide Quarterly Mobile Phone Tracker」にその詳細が報告されている。IDC Trackerは、IDC独自の調査手法に基づきICT製品・サービスの市場規模・ベンダーシェアの実績や市場予測を定期的に提供するデータベース製品になる。

 

 

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/10397 2018/02/14 15:00

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング