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「OSSで起きたことはエンタープライズでも起きる」企業への進出を狙うGitHub

 マイクロソフトがGitHub買収を発表したのは6月4日。この発表直後の開催となった「GitHub Satellite Tokyo 2018」には多くのエンジニアがつめかけた。2日目のDevelopers in Businessでは、企業におけるGitHubの活用事例や今後の新機能ロードマップなどが紹介された。企業版となるGitHub Enterpriseは企業内システム開発のプラットフォームとして定着しつつあるようだ。

IT人材不足にはツールによる効率化とグローバルなチームでの協力体制

 初日(6月12日)には日本マイクロソフトCTO(最高技術責任者)榊原彰氏がサプライズで登壇し、今後マイクロソフトがGitHubの独立性を保つことを強調した。  

 振り返れば、5月に開催された日本マイクロソフトの開発者向けイベント「de:code 2018」の基調講演では、GitHubで使える開発ツールとなる「Visual Studio App Center」(GitHub Marketplaceで提供)が紹介される場面もあった。マイクロソフトの開発ツールはGitHubとの親和性を高めているので、買収は自然な流れなのかもしれない。 

 さてGitHub Satellite Tokyo 2018の2日目である。基調講演に最初に登壇したのはGitHub Japanカントリーマネージャーの公家尊裕氏。冒頭にGitHub Japanのためにデザインされたロゴを披露した。東京をイメージした東京タワーと富士山とGitHub風に描かれた桜が盛り込まれている。「興味ある方は『あのロゴできた?』と日本のスタッフに聞いてください」と笑いながら呼びかけた。

GitHub Japanカントリーマネージャーの公家尊裕氏とGitHub Japanのロゴ

 日本はGitHubが海外進出した初めての国だ。2015年から日本法人のオフィスを東京に構え、日本語でのサポートを提供するなど日本国内のニーズに対応してきた。その2015年に比べると、日本のGitHubユーザー数は250%増加した。公家氏によると日本は中国やインドと並び「top growing country」と評され、成長が著しい国の1つだという。  

 GitHubは開発者たちがソースコードを共有するためのサービスを提供している。昨今では公家氏が「日常的な会話の中にもIT用語が出てくるようになった」と話すように、IoT、AI、VR/AR、ブロックチェーン、自動運転などが身近な話題になりつつある。どれもデータをいかに活用して業務に取り込んでいくかが重要になる。これはいかにいいソフトウェアを開発できるかにもかかっている。  

 人材確保も重要だ。よく言われているようにIT業界では人材不足が深刻で、経済産業省は2030年に79万人足りないと予測している。人材不足に対してはいろんなアプローチがあるものの、公家氏はGitHubが自ら実践している打開策として「ツールで効率化を進めること、グローバルなチームで協力していくこと」の2点を挙げた。  

 プログラムをGitHubで共有し、仲間たちと開発を進めていくことはオープンソースの世界ではもう当たり前の習慣になりつつある。多くのアプリケーションで「ソースコードはGitHubにある」という状態だ。 

 公家氏は「OSSで起きたことはエンタープライズでも起きる」と確信している。企業でもGitHubで効率的にソースコードを共有し、安全かつ確実にソフトウェアを発展させていくようになるということだ。

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GitHub Enterpriseはプラットフォーム、データ、エコシステム、開発者にフォーカス

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この記事の著者

加山 恵美(カヤマ エミ)

EnterpriseZine/Security Online キュレーターフリーランスライター。茨城大学理学部卒。金融機関のシステム子会社でシステムエンジニアを経験した後にIT系のライターとして独立。エンジニア視点で記事を提供していきたい。EnterpriseZine/DB Online の取材・記事も担当しています。Webサイト:https://emiekayama.net

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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