SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

Security Online Day 2022

2022年9月16日(金)10:00~17:10

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

DB Press

2,000万人のApple開発者をSalesforceエコノミーの世界へ

Dreamforce 2018 Report


 Dreamforce 2018では、新たなパートナーとの協業発表も行われた。その1つがAppleとの新たな提携だ。Salesforceからはここ最近、「Salesforceエコノミー」という言葉が良く聞かれる。昨年行われたIDCによる「Salesforceエコノミーが創出する経済効果に関する最新調査レポート」では、Salesforce.comとその顧客やパートナーで形成されるSalesforceエコノミーが、2022年までに世界で330万、日本で15万の新規雇用を生み、世界で8,590億ドル、日本では1,060億ドルの売上を新規ビジネスで創出するとしている。また2022年までに、Salesforceの売上が1ドル計上されるごとに、Salesforceパートナーエコシステムは世界で5.18ドル、日本では6ドルの売上を計上する見込みとのことだ。

iOSでネイティブにSalesforceアプリケーション開発を行うためのSDKを提供

 Appleと戦略的なパートナーシップを明らかにした共同CEOのマーク・ベニオフ氏は、「こういったことの全てが、素晴らしいSalesforceエコノミーを作っているのです」と語る。プレスブリーフィングで「今はテクノロジーのイノベーションが起きています。SalesforceはAppleと一緒になり、開発者にパワーを与えます。それにより、素晴らしい顧客体験を提供できるようになります」と語るのは、Salesforce CMOのステファニー・ブシェミ氏だ。

 今回の提携は、Salesforceのモバイルアプリケーションを強化するものだ。Appleとの協業により、iOSで動くモバイル端末でのみで動作するような機能を備えた、ネイティブ・モバイルプラットフォームに対応するアプリケーションを容易に構築できるようになる。

 そのために両社では、開発者が自身のネイティブアプリケーションを構築するための「Salesforce Mobile SDK for iOS」を提供する。さらにSalesforceの無料オンライントレーニングサービス「Trailhead」にも、新たにiOSアプリケーションの開発コースを無償で提供。これにより、モバイルアプリケーションの開発者が、Salesforce用のiOSアプリケーションを構築する方法をオンラインで学ぶことができる。

 またこのSDKを利用して再設計される「Salesforce Mobile App」が、Salesforceから2019年には提供される予定だ。他には、これを使いiOSの上で動作する最初のアプリケーションとして「Trailhead Mobile App」も提供する。さらにSalesforceのパートナーも、それぞれの業種や中小企業に特化した顧客ニーズに対応したiOSアプリケーションの提供が可能となる。「Salesforceのコミュニティには500万人の開発者がいます。一方、iOSの開発者は世界中に2,000万人もいるのです」とブシェミ氏。2,000万の開発者がSalesforceのモバイルアプリケーションを作れるようになるわけであり、これはSalesforceエコノミー拡大の大きな可能性があると言える。

 今回はAppleとの提携を発表したが、もちろんAndroidの対応を辞めるわけではない。iOSの便利なショートカット機能などを使えるようにすることで、iOSアプリケーションとSalesforceの連携がさらに強化される。それにより、顧客のエクスペリエンスが向上することを目指すための提携だ。そしてAppleとしてはよりエンタープライズ領域での存在感を強める効果につながるだろう。

次のページ
AWSとSalesforceをよりセキュアに連携する

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
DB Press連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

谷川 耕一(タニカワ コウイチ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

DB Online編集部(ディービーオンライン ヘンシュウブ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/11224 2018/09/28 13:41

Job Board

PR

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

2022年9月16日(金)10:00~17:10

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング