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日本ティーマックスソフトとLG日立、リホスト製品とデータ移行ツールの連携でシステム・データ移行事業を開始

2018/10/11 15:30

 日本ティーマックスソフトは、日立製作所と韓国LGの合弁会社であるLG日立との間で、日本市場におけるITモダナイゼーションに関する業務提携契約を締結した。これにより、TmaxSoftのリホスト・ソリューション「Tmax OpenFrame」とLG日立のデータ移行ソリューション「Smart-MIG」を連携し、企業の基幹業務システムにおけるIBMメインフレーム環境からオープンプラットフォーム環境へのマイグレーションおよびクラウド化を実現する「シルクロード・プロジェクト」を10月15日より開始する。

 「シルクロード・プロジェクト」は、プログラム変更不要のリホスト・ソリューション「OpenFrame」により、従来の2分の1から3分の1の短期間でメインフレームのオープン化を可能にするマイグレーションと、開発生産性の向上とデータ品質確保を同時に実現できるデータ移行ソリューション「Smart-MIG」により、迅速・安全なクラウド化を実現するサービスになる。

 ホストプログラムのオープン化作業の移行実現性を、約1~4か月で検証できるという「POC(移行実現性検証)サービス」により、ソースプログラムの解析後、どの程度まで移行が可能かなど、移行後本格的にオープン化する際の工数・工期を明確にすることが可能となり、その後のデータ移行作業によるクラウド化がより迅速に行えるようになるという。

 このプロジェクトは、ビックデータへの高速データ処理に対応しつつ、コスト削減を求められる、金融業、物流・流通業、大学等学校法人、製造業、サービス業といったあらゆる業種に向けて提供される。

リホスト・ソリューション「OpenFrame」

 1. 金融など、日本企業の基幹業務システムのマイグレーション・ツールとしての実績

 「OpenFrame」は、メインフレーム上で稼働する既存のアプリケーション資産を修正せずにオープン環境に移行するマイグレーション・ツールとして開発され、多数の大手企業や政府機関、官公庁等に採用された。オープン環境への資産移行ツールの高機能性やメインフレームと同等の機能を持つミドルウェアなど、システムの根幹を支える領域において豊富な稼働実績を有しており、その性能や安定性に関してリスクを最小限に抑えることが可能。

 2. コスト削減とエンハンス(機能強化)効率の向上を具現化する高機能性と開発体制

 「OpenFrame」は、メインフレームで稼動しているオンライン処理やバッチ処理等の業務で使われているプログラムやJCL(Job Control Language)資産を再開発することなく現有の資産そのままにオープン環境に移行し、メインフレームと同様の環境を実現。

 それにより大幅なTCO削減が見込まれる。オープン環境のミドルウェアとして稼働する仕組みとなっており、ビジネスの継続性・拡張性も見込める。「OpenFrame」の製品群はすべて自社開発されており、非互換項目に対して「OpenFrame」の機能として実装することにより、迅速に対応できる体制が整っている。

データ移行ソリューション「Smart-MIG」

 「Smart MIG」は、マッピングGAP分析、異動関連プログラムの初期生成、移行エラーデータや移行状況等の管理機能を提供し、開発生産性とデータ品質の確保を同時にできる、LG日立の移行支援ツール。

 ユーザが登録したマッピング定義情報と移行検証定義情報を基に、移行プログラムと移行検証プログラムを初期生成するので、開発工数を削減できる。また、プログラム実行ログを基に、エラーデータの確認や開発状況、移行状況を可視化する画面を提供し、安定したデータ移行を支援。

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著者プロフィール

  • EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

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