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日立システムズ、在宅勤務などを支援するセキュアなクライアントPCサービスを販売開始

2018/12/17 14:15

 日立システムズは、在宅勤務を検討中の企業や営業などの外出業務が多い部門向けのITインフラとして、物理PCと同等の操作性に加え、シンクライアントと同等のセキュリティの確保を実現するクライアントPCサービス「データレスPC Flex Work Placeテレワークスタ-トパック」を12月17日から販売開始すると発表した。

 このサービスは、横河レンタ・リースのデータレスPCソリューション「Flex Work Place」と、日立ソリューションズのセキュリティソリューション「秘文」に加え、日立システムズのサービスインフラを生かしたキッティング(設定代行)サービスやヘルプデスクサービス、モバイルデータ通信サービスなどを組み合わせて提供するもの。

 このサービスにより、在宅勤務などの実現をITインフラの側面から支援するとともに、新たなインフラ導入に関わる情報システム部門の負荷軽減も支援し、働き方改革の推進に貢献するとしている。

 このサービスでは、物理PCに専用ソフトウェアをインストールし、データ保存機能を制御することで、端末上にはデータを残さない状態(データレス)にする。必要なデータは、作業時にのみサーバーから読み込まれて物理PCのメモリー上に格納され、作業が終了するとサーバーに書き込まれ、サーバー側で保存される。

 端末に格納されたデータへの追加・変更などの処理は物理PC上で制御を行い、データの読み込み、書き込みのみをサーバーと行うため、サーバーにかかる負荷が抑えられ、処理が集中しても物理PCと遜色のない快適な操作性を実現する。端末の電源を切るとメモリー上に格納されていたデータは自動で消去されるため、端末の盗難、紛失、破損があっても情報漏えいを防ぐことができるという。

 また、「秘文」により、社内LANや会社から貸与したモバイルデータ通信など、あらかじめ許可されたアクセスポイントのみに接続できるよう端末を制御することで、なりすましのアクセスポイントへの接続を防止し、データの盗聴(情報を盗み見る行為)を防ぐことができる。

 さらに、会社が許可していないネットワークの利用を禁止することで機密情報の情報漏えいを防ぎ、在宅勤務者などに対してもより安全なテレワーク環境を提供することができる。

 端末のキッティングサービスや、エンドユーザーからの操作方法の問い合わせに対応するヘルプデスクサービス、サーバーとの通信に必要なモバイル通信機器なども提供が可能で、これにより情報システム部門の負担増大を防ぐことができる。

 このサービスにより、一般的なシンクライアントサービスと比べて初期導入費用を抑えつつ、物理PCの快適な操作性、シンクライアントと同等のセキュリティを兼ね備えたクライアントPC環境を実現できるという。

 ■一般的なVDIとの違い

 ●一般的なVDI

  • 全ての処理(OS・アプリケーション)は、サーバーのリソースを使用する=リソースが高価
  • 段階的に拡張していく場合は、ある程度拡張を見込んだハードウェアが必要となる

 ●「データレスPC Flex Work Placeテレワークスタ-トパック」

  • 全ての処理(OS・アプリケーション)は、PCのリソースを使用する=リソースが安価
  • サーバーに負荷がかからないので段階的に導入しやすい

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  • EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

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