SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

Tableau、自然言語処理によるデータ分析機能「データに聞く」を搭載した「Tableau」最新バージョンを発売

 新機能「データに聞く」は特許出願中で、データ分析の知識がなくても、面倒な設定やプログラミングを組むことなく、簡単にインサイトを得られるのが特徴になる。また、セルフサービスのデータ準備のスケジューリングや管理ができる新しいアドオン製品Tableau Prep Conductorが追加された。

データと対話する革新的な方法「データに聞く」

 「データに聞く」を使えば、ユーザーは平易な言葉で質問することができ、それに対して瞬時に分析結果が視覚化されて提供される。

 例えば、「What were my sales this month(今月の売上高は)?」と質問を入力するだけで、今月の売上が売上地域を示す地図データや製品別グラフなどのビジュアライゼーションの形で表示される。ユーザーは、さらに質問を続けたり、ドラッグ&ドロップを用いたりしてデータを探索できる。データの構造の知識や設定やプログラミングのスキルは不要だ。

 「データに聞く」 はユーザーの意図を理解した高度なアルゴリズムを使用しており、それにより Tableau が的確な分析結果を返すことを可能にしている。「データに聞く」 の高度な構文解析ツールは、曖昧な文脈や不完全な文章も理解する。

 例えば、「最も人気のある」「最も早い」など様々に解釈できる質問の場合、「データに聞く」はデータソースと過去のユーザーの行動とを結び付けて、いくつもの選択肢を提示する。必要であれば、結果を絞り込むこともできるという。

 「データに聞く」は、Tableau ServerおよびTableau Onlineに実装されており、追加費用はかからない。「データに聞く」は、Tableau Serverの既存のセキュリティやガバナンス機能と連携している。

 なお、「データに聞く」のインタフェースは、サポートされるすべての言語で利用でき、フィールド名とデータ自体は英語である必要はないが、「データに聞く」で使用する実際の質問は英語に限られている。

新しいData ManagementパッケージのTableau Prep Conductorを追加

 Tableau Data Managementという新しいサブスクリプションパッケージの一部としてTableau Prep Conductorが追加された。Tableau Server 2019.1にアップグレードしてTableau Data Managementをサブスクライブすることで、この機能を既存のTableau環境に追加できる。

 Prep Conductorは、分析用にクリーニングされたデータを常に利用できるように、Tableau Prep Builder(Tableau Prep Desktopの新しい名称)で作成されたプロセス(フロー)を自動化する。Prep Builderを使って分析用に信頼できるデータを素早く準備し、Prep Conductorでこれらのデータを自動的に最新の状態に保つことができる。

 Tableau Prep Conductorは、Tableau Serverに統合されており、新たな導入や設定は不要。そのため、IT部門等の中心チームは同じ認証、パーミッション、インフラストラクチャを活用して、サーバー全体でフローをスケジュールすることができる。

 さらに、制御を維持し、データのコンプライアンスのニーズやポリシーを満たすために、特にデータフローとデータソースに関するパーミッションを作成できる。また、フローとアラートの一元管理によってデータソースの健全性に対する可視性が強化される。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/11718 2019/02/14 15:15

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング