アシストでは、人の「判断」を含めたビジネスプロセス全体の自動化を「エンタープライズRPA」と称し、それを支援するソリューション「AEDAN(Ashisuto Enterprise Decision AutomatioN」を提供している。「AEDAN」の中核として、多くの企業で導入が進んでいるビジネスルール自動化エンジンが、推論型AI「Progress Corticon」になる。
今回提供を開始する新バージョン5.7では、ルールモデリングを効率化する機能が大幅に強化されるなど、以下のような機能向上が図られている。
(1) 語彙のリファクタリング機能の強化
ビジネスルールの基礎となる、語彙=業務用語を使ったモデリングは好評であった反面、ビジネスルールの数が増えると、語彙の変更がどのルールに影響を及ぼすのかがわかりにくい点が指摘されていた。今回、語彙の変更がその語彙を利用している全てのビジネスルールに反映される機能が追加され、モデリング効率化を実現した。
(2) ルールに対するコメントの追加
ルールやそれに付随する作成物にコメントを追記し、容易に参照可能な機能が追加され、共同開発の生産性が向上。
(3) データベース接続機能の改善
・Advanced Data Connector(ADC)のクエリ用データソース分離:ADCで必要とされていたクエリ用データソースを参照用データソースから分離可能となった。
・ADCによる複数データソースへのアクセス:ADCにより複数のデータソースへアクセス可能。
・Web Consoleによるバッチプログラム管理:ADCを利用したビジネスルールをWeb Consoleにてバッチ実行可能となり、利便性が高まった。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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