アプリケーション仮想化の定義
人によって解釈が異なる場合がありますが、一般的に「アプリケーション仮想化」という場合、いわゆる「クライアントサイドアプリケーション仮想化」と呼ばれるタイプを指します。アプリケーションのインストールイメージをカプセル化し、そのイメージを仮想的なファイルシステムやレジストリなどをもつ部分的な仮想環境(分離環境)にストリーミングし、そこで実行します。この分離環境は、サーバにもクライアントにも持たせることは可能です。
また、「サーバサイドアプリケーション仮想化」と呼ばれるタイプもあります。こちらは、サーバでアプリケーションを実行します。クライアントからリモート接続し、画面イメージやマウス、キーボード信号などを送受信しながらアプリケーションを利用します。プレゼンテーション仮想化と呼ばれることもあります。
それでは、これらのタイプについて、もう少し詳しく見ていきましょう。