SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Enterprise IT Women's Forum

2025年1月31日(金)17:00~20:30 ホテル雅叙園東京にて開催

Security Online Day 2025 春の陣(開催予定)

2025年3月18日(火)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

JSUGメディア(AD)

ミッションクリティカルなSAPシステムを支える SUSEのオープンソースソリューション戦略

 オープンソースのエンタープライズ市場において、圧倒的な存在感を持つSUSE。ドイツ発祥の同社はSAPとも関係が深く、SAPのアプリケーションの70%はSUSEのプラットフォーム上で稼動し、SAP HANAへの移行においても多くのユーザーに採用されています。今回は、グローバルチャネル担当副社長のPhillip Cockrell(フィリップ・コクレル)がSUSEのSAPビジネスに関する戦略、SAPユーザーの課題解決、パートナーの支援について語りました。(本記事はジャパンSAPユーザーグループからの転載です。記事の全文はこちらからお読みいただけます)

独立系オープンソース企業としてあらゆるワークロードの実行を支援

 SUSEは1992年に創業し、エンタープライズLinuxディストリビューションを展開してきました。Novell、Attachmate、Micro Focusのグループ企業としての時期を経て、2019年3月にスウェーデンの投資会社であるEQTの傘下へ移行し、独立したオープンソースソリューションのプロバイダーとして再スタートを切りました。2019年8月には新たなCEOとして、SAPのCOO(最高執行責任者)兼デジタルコアソリューションCRO(最高売上責任者)を務めていたMelissa Di Donato(メリッサ・ディドナート)が就任し、次のステージへと歩みを進めています。

 主力製品であるエンタープライズLinuxディストリビューション「SUSE Linux Enterprise Server(以下、SLES)」は、x86サーバー、メインフレーム、ワークステーション、ハイパフォーマンスコンピュータ(HPC)などに向けて開発されています。SUSEのミッションは、あらゆるワークロードを実行できる環境を提供し、ビジネスを成功に導くことにあります。特にミッションクリティカルな分野に注力しており、24時間365日停止が許されない多くの重要なシステム基盤に採用されています。

 ソリューションのワークロードに最適化したバリエーションも豊富で、SAP向けにSAP HANA、SAP NetWeaver、SAP S/4HANAソリューションの管理機能やセキュリティ機能などを同梱した「SUSE Linux Enterprise Server for SAP Applications」はその1つです。これにより、SAPシステムにおいてパフォーマンスの最適化、ダウンタイムの短縮、迅速なデプロイメントなどを実現し、時間短縮や運用コスト削減に貢献します。

ジャパンSAPユーザーグループ(JSUG)会長(当時、現相談役)の鈴鹿靖史氏

SUSE グローバルチャネル担当副社長 
Phillip Cockrell 氏

 またSUSEは、ユーザーの要望に合わせて新技術への対応も積極的に進めてきました。近年、アプリケーションを小さな単位、かつ短いサイクルでデプロイしたいという開発者のニーズから、コンテナ技術に注目が集まっています。そこでSUSEではKubernetesをベースにしたエンタープライズ対応のコンテナ管理ソリューション「SUSE CaaS Platform」を提供しています。

 近年、エンタープライズのIT環境でもアジャイル開発のニーズが急激に高まっています。そこでSUSE CaaS Platformは、コンテナのフォーマットとKubernetesを使ってインフラのオーケストレーションとマネジメントを実行する製品として開発しました。システムの短期導入を求める大企業からソフトウェアベンダーまで、多くの企業に採用されています。SAPのソリューションでも、複数のデータソースを統合的に管理するSAP Data Hubの開発に使用されました。SAPのソリューションでも、SAP Data Hubは最初SUSE CaaS Platformを使用して開発され、SUSEは引き続きSAP HANA環境のコンテナベースのソリューションなどでも引き続きSAPとの協力関係を続けています。

 2019年4月には、Microsoft Azure上のSAP HANA Large Instanceに対応したエンタープライズLinuxイメージの提供を開始しました。Azure上で一貫した構築と管理機能を提供することにより、カスタマーエクスペリエンスの向上を実現するものです。これはSUSEが創業から25年以上にわたって築いてきたパートナーの関係をクラウドベンダーに拡大したもので、今後もさまざまなパブリッククラウドをサポートしていきます。

記事の全文は「活動紹介「SUSEソフトウエアソリューションズジャパン株式会社」」(ジャパンSAPユーザーグループ)よりお読みいただけます。

 

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
JSUGメディア連載記事一覧
この記事の著者

ジャパンSAPユーザーグループ(ジャパン エスエーピー ユーザーグループ)

ジャパンSAPユーザーグループ(Japan SAP Users' Group、略してJSUG、ジェイサグ)は、SAPユーザーが自ら運営するユーザーコミュニティです。エデュケーション:「SAPソリューションに関する最新情報の共有と研鑽」、ネットワーク:「会員相互の親睦、交流」、インフルエンス:「SAP...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/12430 2019/09/30 11:00

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング