SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Data Tech 2024

2024年11月21日(木)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

EnterpriseZine Press

NTT澤田社長、NEC新野社長が資本提携会見、IOWN、O-RANで新メイドインジャパンを目指す

 NTTとNECは6月25日、資本業務提携を発表。NTTがNECに出資する形で次世代通信技術分野で協力する。NTT澤田社長、NEC新野社長が登壇し、オープン化を促進するとともに、IOWN、O-RANなどの技術への積極投資によって世界市場の中での巻き返しを図ることが狙いだという。

NTT 代表取締役社長 社長執行役員 澤田 純氏
NTT 代表取締役社長 社長執行役員 澤田 純氏

 記者会見にはNTTの代表取締役社長 社長執行役員 澤田 純氏、NECの代表取締役 執行役員社長 兼 CEOの新野 隆氏が登壇。会見の模様はオンラインで配信された。

 NTT澤田社長は、「従来の通信事業者主導の垂直統合モデルではイノベーションが進みにくいため、O-RAN(Open Radio Access Network Alliance)などのオープンアーキテクチャを進める。NTTの掲げる次世代ネットワーク構想『IOWN』を進める上でも、NECとの共同の研究開発が重要だ」という。IOWNはエレクトロニクスからフォトニクスへの転換を目指すものであるが、今回の提携で、IOWNのオールフォトニクスの分野を中心に、NECと研究開発をおこなうという。

 またNEC新野社長は、「今回の提携はオペレーターとメーカーの垣根を超えた対等なもの」と語り、今後の両社が取り組む以下の研究開発分野を示した。

NEC 代表取締役 執行役員社長 兼CEO 新野 隆氏
NEC 代表取締役 執行役員社長 兼CEO 新野 隆氏
  • O-RAN準拠の国際競争力のある基地局の共同開発
  • 低消費電力化を兼ね備えた小型光集積回路(DSP)
  • IOWN構想のための光/無線デバイスの共同開発
  • 海底ケーブルシステムの大容量化、高機能、低コスト化
  • 宇宙通信の大容量、低遅延、自動/自律化
  • インフラ・ネットワークのセキュリティの技術

 こうした活動を通じてオープン化を促進し、「日本発の革新的な製品を世界に発し、新メイドインジャパンを実現する」とNTT澤田社長は宣言した。また、今回NTTがNECの第三者割当増資の引受の最大の目的は、「共同研究開発のため」と説明した。

NEC 代表取締役 執行役員社長 兼CEO 新野 隆氏、NTT 代表取締役社長 社長執行役員 澤田 純氏

(左より)NEC 代表取締役 執行役員社長 兼CEO 新野 隆氏、NTT 代表取締役社長 社長執行役員 澤田 純氏

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
EnterpriseZine Press連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

京部康男 (編集部)(キョウベヤスオ)

ライター兼エディター。翔泳社EnterpriseZineには業務委託として関わる。翔泳社在籍時には各種イベントの立ち上げやメディア、書籍、イベントに関わってきた。現在は、EnterpriseZineをメインにした取材編集活動、フリーランスとして企業のWeb記事作成、企業出版の支援などもおこなっている。 ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/13151 2020/06/26 12:00

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング