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EDB Postgres Vision Tokyo 2020事前レポート Oracleからの移行事例や最新ロードマップの発表も EDB Postgresの全てがわかる一週間

edited by DB Online   2020/09/10 11:00

 2004年に生まれたエンタープライズDB(EDB)社は、既に16年の実績がある。グローバルで16ヵ所のオフィスを構え、社員も350名を超える規模まで拡大している。同社は、社員のほとんどがエンジニアというテクノロジー企業でもあり、創業以来一貫して「PostgreSQL」のビジネスを展開している。本記事では、コロナ禍においても業績拡大を実現している同社が、なぜ市場で評価されているのかに迫ると共に、2020年10月5日(月)の10:00から開催となる、オンライン・カンファレンスイベント「EDB Postgres Vision Tokyo 2020」の見どころも紹介する。

PostgreSQLの専業ベンダーとしての実績

 PostgreSQLを用いビジネスを展開している企業の中でも「最もコミュニティと仲が良いのがEDBです」と、エンタープライズDB 代表取締役の藤田祐治氏は言う。

エンタープライズDB 代表取締役 藤田祐治氏
エンタープライズDB 代表取締役 藤田祐治氏
(写真はEDB Postgres Vision Tokyo 2019登壇時の写真)

 実際EDBでは、PostgreSQLのコミュニティに対し多くのサポートをしている。たとえばPostgreSQLのコミュニティでコントリビューターを務めている社員が大勢おり、さらに6名しかいないコミュニティのコアチームメンバーのうち2名がEDBの社員だ。彼らは社員としてEDBの仕事をこなしながら、オープンソースのコミュニティでPostgreSQLの開発にも貢献しているのだ。

 これまでの16年間で、EDBの顧客は4,000社を超えている。アジア地域の大規模ユーザーとしては、中国Alibabaや韓国のコリアンテレコム、サムソンなどがあり、日本でも大手通信系企業などで製品が採用されている。

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 顧客増加にともない、同社の業績は順調だ。2020年上期は受注金額ベースで1.8倍の成長をしており、中でも新規顧客の売り上げが倍増している。「コロナ禍で厳しい状況の日本も、グローバルと同様なビジネス傾向となっており、順調に拡大しています」と藤田氏。

 EDBが市場から指示されている理由の1つが、PostgreSQLの専業ベンダーとして豊富な知見と経験があることだ。その上で、コミュニティ版のPostgreSQLをエンタープライズ向けに進化させている点も評価が高い。「PostgreSQLを利用しているだけでなく、独自に進化させています。その経験をコミュニティにも還元し貢献しており、コミュニティと一緒に成長しています」と藤田氏は言う。

 EDBにはソフトウェア、サポート、サービスという3つのビジネスコンポーネントがある。ソフトウェアとは、PostgreSQLをベースとしたデータベース・サーバーとそれを取り巻くツール群だ。サポートは、テクニカルサポートと主に海外で展開しているDBA(Database Administrator)の代行がある。サービスは、プロフェッショナルなコンサルティングを提供する。

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 EDBのソフトウェア製品は、コミュニティ版のPostgreSQLに管理ツールのEDB Postgres Enterprise Managerやバックアップリカバリーツール、レプリケーションサーバーやEDBコネクタ、移行ポータルなどで構成される「EDB Postgres Tools」を加え、アップデート、アップグレード、テクニカルサポートを提供する「EDB Postgres Standard」がある。

 そしてStandardに、PostgreSQLを企業用途向けに増強しOracle Databaseとの高い互換性を持たせた「EDB Postgres Advanced Server」を加えた「EDB Postgres Enterprise」がある。

 さらに3つ目の製品として、PostgreSQLおよびEDB Postgres Advanced Serverでストリーミング・ロジカルレプリケーションを可能にする「EDB Postgres Replication Server」も提供予定だ。

 これを利用すれば複数マスター構成で一貫性を維持して双方向レプリケーションが可能となる。さらに異機種間でのレプリケーションまでもサポートされ、大規模な環境でも利用できAWSやAzureなどパブリッククラウド間のレプリケーションも想定したものとなる。

PostgreSQLのすべてをオンデマンドで学べる一週間

10月5日(月)10:00〜10月11日(日)21:00に、EDB Postgres Vision Tokyo 2020がオンラインで開催されます。DB移行事例からレプリケーション、コンテナまで幅広く網羅し、現場で役立つ情報が満載です。お申込みはこちらから!


著者プロフィール

  • 谷川 耕一(タニカワ コウイチ)

    EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーター かつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリストとして、クラウド、データベース、ビッグデータ活用などをキーワードに、エンタープライズIT関連の取材、執筆を行っている。

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