SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

data tech 2021 レポート(AD)

「現場の社員が自分で分析できるようになる」 ソートスポットで実現する“専門家いらず”のデータ分析とは

 「データ分析官に頼ることなく、現場の社員が自分でデータ分析を行えるようにしたい……」そのようなニーズに応えるべく、9年前に登場したのがThoughtSpot(ソートスポット)だ。後発ながら、ウォルマートや京セラなど国内外の大企業に導入されており、クラウドアナリティクス企業として注目を集めている。アナリティクスのツールが無数に存在する今、なぜ名だたる大企業からThoughtSpotが採用されているのか。ソートスポット合同会社のシニア ソリューション エンジニア 赤栗雅史氏が、ツールの概要と数々の事例を紹介した。

データ専門家の圧倒的な人材不足 データ分析が困難な現実

画像の説明

赤栗 雅史氏
ソートスポット合同会社 シニア ソリューションエンジニア
2012年にフューチャーアーキテクトに入社後、製造業基幹システム刷新プロジェクトでスクラッチシステムの設計開発を担当。その後、2016年よりDomoにてデータ活用プロジェクトのコンサルティング、導入に従事。

様々な業種や部門でのデータ活用と、DB関連の開発技術の知識や経験を活かし、現在はThoughtSpotにて、誰もが検索とAIを活用してデータからインサイトを引き出すことで、ファクトドリブンな世界を実現できるよう支援している。

 現在、アナリティクスの分野においてクラウド変革の波が起こっている。外部の調査によれば、64%の企業が「アナリティクスをクラウドに移行済み・移行する予定」と回答。このトレンドの理由を、「クラウド型のデータウェアハウスは従来の環境に比べデータ保存のコストを抑えることができるし、これまでは難しかった1億件、10億件のクエリ(問い合わせ)もすぐに返すことができる、高パフォーマンスのサービスもあるため」と、赤栗雅史氏(以下、赤栗氏)は技術面から分析する。

画像クリックで拡大
画像クリックで拡大

 そして技術的な要因に加え、ビジネス側における要因も存在する。分析のニーズが高まっているのに対し、BIツールや分析ツールを使いこなせる人材や、分析担当が不足しているのだ。世界にビジネスユーザーは12億人いるのに対し、データの専門家は150万人。そのため、1つのレポート作成に平均で4.8日かかるという計算になる。

 「営業や業務部門の人がツールを使いこなしたり、データベースにアクセスしたりといったことはハードルが高い上、そもそもデータへのアクセス権限がないというケースもある」と赤栗氏。そのため、現場の人は固定のレポートをただ見ているだけで、データから重要な洞察や情報を得てアクションにつなげることが難しい状況にあるのだという。

画像クリックで拡大
画像クリックで拡大

 では、それらの問題を解決する機能を備えたツールとして、なぜThoughtSpotが有効なのだろうか。

次のページ
”ググる”感覚でデータ分析 共有や加工も簡単に

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
data tech 2021 レポート連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

末岡 洋子(スエオカ ヨウコ)

フリーランスライター。二児の母。欧州のICT事情に明るく、モバイルのほかオープンソースやデジタル規制動向などもウォッチしている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/15315 2022/01/11 10:00

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング