Sansanは1月13日、紙や電子などの契約業務をオンライン上で完結するクラウド契約業務サービス「Contract One」を提供すると発表した。同サービスは2021年7月にプレローンチし、既に45社が先行導入しているという。
Contract Oneは、同社の名刺管理サービスといったアナログ媒体をデータ化する技術を活用し、紙の契約書をクラウドで受領・電子保存し、一元管理するサービス。また、契約書の製本から押印、郵送業務の代行も行うとしており、契約業務をクラウド上で完結させることができるとしている。
さらに、同サービスは弁護士ドットコムの「クラウドサイン」を含む他電子契約サービス7社と機能連携するという。各電子契約で受領した契約書も、Contract One上で一元管理できるとしている。
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