SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

EnterpriseZine Day 2024 Summer

2024年6月25日(火)オンライン開催

予期せぬ事態に備えよ! クラウドで実現するIT-BCP対策 powered by EnterpriseZine

2024年7月10日(水)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

今日からはじめるRFP入門教室

RFPに書くべき要求をどのようにとりまとめるか

第4回

第2回で目次と背景について考え、第3回には手続き上のことを整理してきました。今回は、いよいよRFPの核心ともいえる、「要求」について考えてみましょう。

RFPの要求ってどのように書けばよいの?

 第2回で目次と背景について考え、第3回には手続き上のことを整理してきました。今回は、いよいよRFPの核心ともいえる、「要求」について考えてみましょう。

 なお、今回は、ごく一般的な要求の取りまとめ方を示します。社内で手続きが確立されている場合などについては考慮していませんのでご了解ください。そうは言っても、一般的な方法を改善のヒントとして使っていただくことはできると思います。

既存システムの情報をどう提示するべきか

 まずは、既存システムに関する情報提示の仕方を説明します。既存システムと全く関連なく、ゼロから新規にシステムを構築する機会は、最近それほど多くないからです。

 さて、既存システムが存在する場合に、絶対にやるべきでないことを挙げておきましょう。それは、RFPに次の文言を書くことです。

   既存システムと同等の機能を実現すること

 これから提案を望むという人が、こんな要求を出してはいけません。これでは、提案する側も対応のしようがありません。

理不尽な要求は受注側に不信感を抱かせる原因にもなる
理不尽な要求は受注側に不信感を抱かせる原因にもなる

 特に、ハードウェアのリプレイスを前提としたシステムリニューアルの場合に、こうした要求が出やすいものです。既存のシステム開発業者がいて、その業者に発注することが既定路線として決まっているケースと考えられます。当て馬にされる業者はたまったものではありませんね。

提供すべき付属資料

 では、既存システムに関わる提案を新しい業者から受けたいと本気で考えている場合にはどのようにすれば良いでしょうか? このような場合、最低でも付属資料として、次のものを用意するとよいでしょう。

提供すべき資料
  • 既存画面のハードコピーと一覧表
  • 既存帳票のサンプルと一覧表

 最低でもこの2つを用意し、インプットとアウトプットを業者にイメージさせることが大切です。一覧表の量でシステムの大きさも大枠で分かりますし、画面等を見ることでどの程度の難しいのかについても想像がつくでしょう。

可能な限り明確に既存システムのイメージを伝える
可能な限り明確に既存システムのイメージを伝える

 新規開発の場合も、提供すべき資料は基本的に同じです。ただし、提案を受ける時点で画面や帳票の詳細が決まっていることはまれです。最低限の準備として、欲しい画面や帳票のリストを作り、それぞれアウトプットがどんな風に使われるものかをまとめておきましょう。ただし、重要と思われる画面については簡単なイメージがあった方が良いでしょう。

次のページ
新しい要求をどうやって集めるか

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
今日からはじめるRFP入門教室連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

佐川 博樹(サガワ ヒロキ)

 中小企業診断士。大手電機メーカの生産管理システム企画構築、関連会社のシステムコンサルティング、メディア企業向けセールスエンジニアを経て独立。現在は、中小零細企業向けのシステム導入コンサルティング、ネット活用、各種経営支援を行っている。中小企業診断協会 東京支部 城南支会 常任理事、NPO法人東京城南中小企業診断士会 常任理事。
著者のホームページ

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/1565 2009/07/13 09:00

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング