RFPに関する記事とニュース
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2021/07/30
いい加減なRFPや認識のズレから裁判沙汰へ 悲劇を生まないためにIT部門が身につけるべき巻き込み力
今回は、曖昧な要件定義が招くトラブルについて紹介します。ユーザー企業側とベンダー側の認識のズレはどこから生まれるのでしょうか。判例をもとに見ていきましょう。
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2019/06/11
As-Isの業務フローを描いてみよう
前回はRFPを記述するにあたって、まず大切になる組織の目的の確認についてお話ししました。経営層やエンドユーザ部門の責任者などから、ITを活用して業務を変えたい、創りたいという話を聞いたら、それを洗練させてIT導入の目的に落とし込んでいくというお話でした。超上流の話なので、まだIT自体のことは話題にならず、結局、どういう業務を実現したいのか、誰がうれしいのか、そしてそれが、そもそもの経営の目的と合致しているものなのかということを確認するような作業になると思います。また、併せて目的を定量的に表現す...
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2019/05/14
IT導入の目的・主旨(前編)
「RFPの読み方講座」今回と次回は、この文書の前半に登場する「IT導入の目的・主旨」あたりについてのお話です。むろん、この部分は、その前にある「組織の課題」「KGI」「KPI」と密接に関係してきますので、そのあたりも併せて解説します。
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2019/04/26
組織の目的を確認して洗練しよう
前回は「RFPって何を書けばいいの?」と題して、IT導入におけるRFPの位置づけと記載項目の概要についてお話ししました。RFPはIT導入の入り口であり、その記載内容が契約や要件に大きく影響していくこと、そして、まだ契約前であることから、思い切ってワガママを書ける文書でもあることと言ったお話をしたと思います。今回からは、その記載項目に沿って順々にご説明をしていきたいと思います。今回のテーマは、RFPの最初に書かれる「組織の基本状況・状況と課題」の中から「目的」あたりを中心にお話ししたいと思います...
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2019/03/26
RFPはノーコンピッチャーの悪球!?
この連載では、ユーザ企業から示されたRFPを正しく理解し、ユーザが本当に求めるITを実現するポイントを「RFPの読み方講座」として書いて行きたいと思います。ユーザが求めるIT、そしてユーザの期待を超えるITを導入するために、RFPをどのように読むのか、今回は第一回ですので、RFPの各項目について詳述する前に、全体としての読み方、あるいは心構えについてお話ししたいと思います。
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2019/03/18
RFPって何を書けばいいの?
この連載では、特にITの導入を目指すユーザ側の方を対象に、自組織(自社)に本当に役立つITを導入するためのRFPの書き方について順次解説していきます。ただ、いきなり詳述してもRFPの全体像が分からないことには、理解が進まないかもしれません。今回は、まず、一般に見られるRFPの目次を参考にその記述内容全体を概観してみたいと思います。
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2016/08/04
デジタル破壊から新しい創造へ、ビジネス変革のための開発とは
デジタルトランスフォーメーションの波が押し寄せる中、ビジネスとITの関係にも新しい形が模索されています。その1つの解として、今ふたたび超高速開発に注目が集まっています。超高速開発というと中には懐疑的な目を向ける方もいるかもしれません。確かにこれを従来のシステム構築ツールの延長としてとらえると失敗の恐れがあるでしょう。その真の目的とは、単なる開発スピードの向上でもコスト削減でもありません。記事では、ビジネス変革ツールとしての超高速開発を解説します。
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2016/07/06
「システム導入したのに改善しない!」にならないために 「BPEC/B-NASS」によるシステム構築
今やシステムは企業活動と不可分のものとなりました。業務改善といえばシステム開発と言っても過言ではありません。しかし、システム開発のおよそ7割は、「導入したのに使われない」「改善されない」という失敗に陥るとも言われています。「数十億円かけてシステム構築を行ったが、業務プロセスとシステム機能のギャップにより、開発から2年が経過してもカットオーバーの目途がついていない」。そんな話は珍しくありません。システム開発においては、業務上の問題点の可視化と抽出ができていない状態でスタートしてしまうと、できあが...
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2016/06/03
正式契約を渋り続けたユーザと我慢できなかったベンダ
先日、翔泳社さんの主催で、RFP(提案依頼書)の書き方についての研修を打たせていただきました。RFPを書く立場のITユーザの方、受け取る側であるベンダの方にお集まりの中、楽しくも有意義な時間を過ごすことができました。お集まりの皆様、改めまして御礼申し上げます。
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2016/04/06
紛争事例に見るRFP記述のポイント―EnterpriseZine Seminar Report
去る2月25日、ハーモニアス・コンピテンスセンターにて行われたEnterpriseZine Seminarに細川義洋氏が登壇、「紛争事例に見る RFP記述のポイント~ 『プロジェクトの目的』の記述 ~」と題して講演が行われた。その模様を中心にレポートをお届けする。
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2016/02/24
RFPで提案を依頼したい事項 その3
RFPを書くにあたって、実際に提案をしてほしい事項、ベンダにやってほしい事項とその範囲などについて書いてきました。連載の最後にRFPを書く上での留意点について、私の経験をもとに書いてみたいと思います。
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2016/02/17
RFPで提案を依頼したい事項 その2
RFPで、実際に提案をしてほしい事項、ベンダにやってほしい事項とその範囲などについて書いています。今回はサービスレベルアグリーメント(SLA)案について取り上げます。
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2016/02/10
RFPで提案を依頼したい事項 その1
さて、前回までの「基本情報」「提案の主旨・目的」では、自分達の組織がなぜ新システムを導入しようと思ったか、それを入れてどんな業務プロセスを実現し、どんな課題を克服しようと考えているかを提案者に伝える部分について書きました。これ以降は実際に提案をしてほしい事項、ベンダにやってほしい事項とその範囲などについて書きたいと思います。
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2016/01/20
RFPに記載するべき項目の概要
短期集中連載『RFP書き方指南』では、私の開発プロジェクト経験や裁判所で見聞きした紛争の事例などをもとに、よりよいRFPを書くためのポイントを書いていきたいと思います。スペースの関係もあり、すべてを詳細に書ききるまでには至りませんが、経験上、特に失敗が起きそうな部分について、順次書いていきます。ぜひお役立てていただければと思います。
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2015/04/23
調達時:工数費用の妥当性判断―「根拠なし」で値切っても費用は下がらない(第4回)
前回はベンダーから提案を受けるには、RFP(Request For Proposal:提案依頼書)を出しましょう、という話をしました。今回は実際に出てきた提案書を評価する方法について解説します。
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2014/10/20
調達時:RFPとベンダー選定の基準作り―あいまいな基準から納得できる結論は出ない!(第3回)
前回、RFI(Requet For Information)におけるベンダーコミュニケーションの注意点を取り上げました。上から目線の「情報くれくれ」では期待する結果を得られないばかりか、これから付き合っていくであろうベンダーからの信頼も失いかねないという話でした。今回はRFIの次にベンダーへ示すことになるRFPとその選定基準の作り方を取り上げます。ベンダーとの関係性構築の中で、最も重要な要素であるため、少しボリュームを増やして解説していきます。
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2011/08/24
コンサルタントがよく使うRFPの書き方:12項目で網羅的に作成
今回はITコンサルタントが実践しているRFP作成法を伝授します。RFPは、その出来不出来によって、あなたの作業が増えたり減ったりするとても重要なドキュメント。しかも、RFPの項目をしっかり定義しておけば、要件定義の品質も向上します。すでに、RFPのひな形がある場合でも、その内容が本当に妥当であるか、一度検証してみてはいかがでしょうか?
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