PwCコンサルティングは5月31日、「データ民主化」を推進するトータルソリューションを提供開始すると発表した。Tableauとの協業を開始し、共同で推進していくという。
同ソリューションは、民主化推進を業務と仕組みの双方から支援するものだとしている。業務面においては、組織、プロセス、ガバナンスルールを重視し、経営方針・経営指標サービス、組織・プロセスサービス、インフラ環境サービス、人材育成サービスなどをサポートするという。仕組みの構築においては、構想策定・実行支援サービスを通じて、民主化推進の継続的発展を支える教育やチェンジマネジメントまで体系的に支援。同社は、同ソリューションを基に、企業のデータ民主化の状況や企業文化、戦略や重点課題に応じて、個々の企業に必要なアクションプランを提案するという。
また、Tableauと共にデータ民主化の推進をサポートしていく。具体的には、両社の持つグローバル事例に基づくベストプラクティスの提供により、早期に目的やコンセプト作りを明確にする。PwCコンサルティングの強みである体制・プロセス・ルール・教育を組み合わせ、ロードマップ策定から定着支援まで中期的な視点で支援するという。
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