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NEC、5G利用環境を共創するコミュニティハブを開設 顧客やパートナーによる社会実装研究を促す

 NECは6月9日、顧客や事業パートナーと5Gの社会実装に向けたユースケースを共創する「NEC CONNECT 5G Lab(以下、5G Lab)」を神奈川県川崎市のNEC玉川事業場に開設したことを発表した。

 5G Labの特長として同社は「社会実装までの伴走プロセス・実証環境の整備」と「オープンなパートナーシップ」の2点を挙げる。

 「社会実装までの伴走プロセス・実証環境の整備」では、ビジネスデザイナーが顧客やパートナーの潜在課題の掘り起こしを行い、課題解決の方向性を整理した上で、技術検証を支援し、本格導入に向けたユースケースを共創していくという。

 また、 多種多様な実証環境を提供することで、顧客やパートナーが最適な実証環境を選択し、自社のアプリやデバイス、サービスと組み合わせることで、サーバなどの機材を自社で用意をしなくても容易に実証が可能とのこと。

 「オープンなパートナーシップ」については、従来の「NECローカル5Gラボ」が顧客と同社の1対1での技術検証を中心としていたことから、今後は「5G Lab」を顧客やパートナーが集まる共創のハブとして位置付け、パートナーシップを強化していく「環境の整備」と「場の提供」を目指すとしている。

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