NTTコミュニケーションズは、社員証が担う入退室などの機能をスマートフォンでデジタル提供する「Smart Me」において、利用者の所属をデジタルに証明する機能を6月27日より提供開始したと発表した。
「Smart Me」は、物理的な社員証や学生証に代わり利用者の所属をスマートフォンで証明するというもの。利用者はアプリ上に表示されるQRコードを、所属確認を求める相手に提示する。相手が専用のアプリでQRコードを読み取ると、予め登録された情報と読み取った情報が突合され、利用者の所属がデジタルに証明されるという仕組みだ。
また、この利用設定は管理者が専用サイトからリアルタイムに実施することが可能なため、これまで必要であった社員証や学生証の発行手続きが不要となり、それにともなうコスト削減も可能だという。
導入した組織ではコピーや偽造など物理的な社員証や学生証で起こりうるセキュリティ面のリスクを避けることができるほか、物理的な社員証や学生証を携帯する煩わしさから利用者を開放するとしている。
今後は専用アプリをインストールしたスマートフォン以外の端末でも所属確認ができるよう、APIを提供予定とのことだ。
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